株の買い時を考えるブログ

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三菱UFJ(8306)株価分析。配当狙いがアリな理由

 

 

▼三菱UFJ(8306)株価まとめ

・割安高配当

・利益は下がっているが売上は好調

・今後減配する可能性はかなり低い

・三菱UFJの株価550円以下なら買い時

 

 

 

 

三菱UFJ(8306)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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三菱UFJの株価

株価:582.5

PER:--倍

PBR:0.45倍

配当金:22円

配当利回り:4.3%

 

2019/11/15のデータ 

 

 

銀行株は割安で高配当が多いですが、三菱UFJも他の銀行株と同じく割安高配当です。

 

 

事業内容 

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参照:https://www.mufg.jp/

 

銀行、信託、証券、カード、リース等。

米州やアジアでの展開進む。

 

三菱UFJといえば、国内最大規模のメガバンクです。

 

2019年11月現在、日本企業の時価総額ランキング第7位。

 

かなり巨大な会社であることがこれで分かるかと思います。

 

 

▼事業本部別業績

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参照:https://www.mufg.jp/dam/ir/presentation/2018/pdf/slides1803_ja.pdf

 

国際事業が30%と健闘していますね。

 

三菱UFJは他のメガバンクに比べて海外比率が高いことで知られています。

 

みずほ銀行や三井住友は海外比率約30%ですが、三菱UFJは50%あります。

 

特にここ数年はアジアに力を入れているようです。

 

 

三菱UFJの株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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三菱UFJの株価は550円を割れたら買い時。

 

1年チャートと10年チャートで見るとだいたい550円付近で反発していることが分かります。

 

最終利益も2016年ぐらいから横ばいなので、だいたい500円~600円で今後も推移することが予想できます。

 

 

 

最終利益の推移

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2015年に純利益1兆円達成。

 

2015年:1兆337 億円(過去最高)

2016年:9,514 億円

2017年:9,264 億円

2018年:9,896 億円

2019年:8,726 億円

2020年:非公開

 

純利益1兆円達成は国内で4社しかありません。

(トヨタ、ホンダ、ソフトバンク、三菱UFJ)

 

これは素直にすごいですね。

 

しかしながら直近では減益となっています。 

 

銀行業界がIT業界に食われているのを知っている人もいるかもしれませんが、実際数字に出てます。

 

いわゆるFinTech(フィンテック)のことですが、これと三菱UFJの株価が下落する理由が関係しています。

 

後ほど「まとめ」の項目で説明します。

 

 

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三菱UFJの配当金の推移

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参照:https://www.mufg.jp/ir/stock/dividend/index.html

 

三菱UFJの配当は順調に推移。

 

決算説明資料を見ると、2023年をメドに、配当性向40%まで引き上げると書かれています。

 

つまり、配当を減配するつもりはなさそうです。

 

三菱UFJは業界としてはかなり成熟しているので、今後も利益は横ばいと予想できます。

 

株価本体の値上がりは正直期待できないでが、「利益剰余金」も結構あるので、今後配当狙いで買うには割とおすすめの銘柄です。

 

さらに売上は過去最高を更新しており、順調です。

 

売上の推移は実はめちゃくちゃ重要で、売上が下がってくると結構まずいんですが、三菱UFJはそんなことはないのでしばらく大丈夫です。

 

 

財務状況

自己資本比率:5.22%

有利子負債:0円

ROE:5.4%

ROA:0.28%

EPS:66.9円

 

財務状況は問題なし。

 

 

財務状況が危うくて倒産する銀行なんて基本的には存在しないので見るまでもないんですが。笑

 

EPSを考えると配当金の余力はまだまだあります。

 

 

まとめ

 

ビットコインがコンビニで使えるようになったら銀行は終わる。

 

 

「FinTech」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これの登場により銀行はかなり厳しい状況になっています。

 

FinTechは超ざっくりいうと「仮想通貨」のことです。

 

今後仮想通貨がもっと権力を高めていくと、自国の経済が弱い国なんかは、国の通貨を仮想通貨にしたほうがマシになってきます。

 

仮想通貨というとわかりにくいですが、単純にビットコインという新しい通貨だと考えてください。

 

例えばフィリピン人が日本で働いていたとして、フィリピンにお金を送る場合

 

・海外送金の手数料が高い

・通貨を換金する必要がある

・送金に時間がかかる

  

などといろいろとめんどくさいわけです。

 

これが「ビットコイン」という共通の通貨であればリアルタイムかつ、手数料無料みたいなことが可能になります。

 

今後もっとビットコインが通貨として権力を増してくると家賃の支払いも、コンビニでの支払いもビットコインでできるようになります。

 

海外に行くときもわざわざその国の通貨に換金なんて不要で、そのまま世界中どこでもビットコインで支払いができます。

 

わざわざATMで高い手数料で現金をおろすという概念がそもそもなくなります。 

 

そうなってくると「日本円」じゃなくて「ビットコイン」に換金して、仮想通貨の取引所にお金を預ける人が増えてきます。

 

となると「あれ、銀行っていらなくない?」となってくるわけですね。

 

 

まぁ、そうはいってもこれもかなり先の話なので三菱UFJ株は550円割れたら「買い」だと思います。

 

 

以上。