アンジェス(4563)どこまで上がるのか?分析。
アンジェスといえば投資家の「ウルフ村田」さんが注目している銘柄ということでも有名です。
▼アンジェス株価まとめ
・無借金経営
・赤字は縮小傾向
・出来高には注目
・アンジェスは株価期待値が高いが、損切りは迅速に
・テクニカル的にはそろそろきつい
この手のマザーズバイオ銘柄はほぼギャンブルです。
株初心者が大好きな銘柄ですね。笑
ということで個人的にはそもそもこの手の銘柄はトレードしないことを推奨しているのですが、ギャンブル好きの方にコツを伝えるとすれば
・出来高を見ること
・思った方向と違う方向にいったら3%ぐらいを目安に損切りすること
です。
アンジェス(4563)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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アンジェスの株価
株価:1,489
PER:-倍
PBR:12倍
配当金:0円
配当利回り:0%
2020/04/30のデータ
アンジェスとは?
遺伝子医薬に特化したバイオベンチャー。
アンジェスは遺伝子治療薬の開発を行っています。
会社設立は「1999年」なので、20年以上の歴史となります。
従業員は33名で、平均年収1,200万円の精鋭部隊です。
アンジェスの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
アンジェスの株価急上昇。
例の新型ウイルスに関して、ワクチン開発をしているのでそれの期待ですね。
アンジェスに似たような銘柄として以下があります。
- オンコリスバイオファーマ(4588)
- サンバイオ(4592)
それらと比較してもアンジェスの人気、将来に対する期待値が高いことが分かるかと思います。
▼アンジェス、オンコリス、サンバイオ株価比較
青色がアンジェス。
マザーズバイオ株は「承認」や「薬の開発」という一撃必殺があるので楽しいですね。笑
「アンジェスの株価がどこまで上がるのか?」ということに関してはテクニカルでみると、RSI 97%とめちゃくちゃ買われすぎシグナルなのでそろそろきついですね。笑
日足の25日移動平均線の乖離率で見ても70%以上乖離しているので損切りが遅れると、とんでもないことになりますね。
さすがにアンジェスの株価は上がりすぎです。笑
過熱感は出ています。
ジェットコースターのような激しい値動きをするので、とにかく迅速な損切り、利益確定をしましょう。
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アンジェスの経常利益の推移
赤字は縮小傾向。
2015年 -40 億円
2016年 -48 億円
2017年 -33 億円
2018年 -30 億円
2019年 -28 億円
アンジェスは2001年に1億円の黒字だったことがあります。
それが過去最高です。笑
基本的にバイオは赤字なので、そこまで利益にこだわる必要はないです。
(もちろん黒字の方がいいんですけど。)
それよりはどちらかというと今回のような新しい薬の開発の方に連動して株価が上下します。
アンジェスの財務状況
自己資本比率:95.4%
有利子負債:0円
ROE:-54.2%
EPS:-34.46円
流動比率:2586.2%
財務状況は問題なし。
ほとんど自己資本でまかなっているので、「急に倒産」ということはないでしょう。
この数年で起業したような会社ではないので、他のベンチャー企業よりは安心感があると思います。
まとめ
アンジェスの株価は期待値が高いが過熱感はでている。
赤字縮小傾向なのは素晴らしいですね。
企業として業績が回復基調である以上は株価上昇にも少しは期待できます。
長期チャート的にも株価「350円」ぐらいが底値なので、そのあたりまで下がったら期待して何株かは買っても良いと思える銘柄です。
マザーズ銘柄なので、IR一発で一気にストップ高してしまう為、上がってから買うという戦略はなかなか難しいです。
仮に上昇してから追いかけて買うとしても、すぐに利益確定したほうが良いです。
この手の銘柄は注目度、要するに「出来高」が命です。
数日立つとみんな他のストップ高銘柄に行ってしまって資金がそちらへ移動するので全く株価が上がらなくなってしまいます。
出来高があるうちは大丈夫ですが、出来高が減ってきたらまず間違いなく株価は急落します。
出来高はヤフーファイナンスで見れます。
(下の青色のvolumeというやつです。)
この手の銘柄は本当にニュース一発で株価が大きく上下するので、とにもかくにも迅速な損切りや利確が必要です。
自分が使える金額にもよりますが、デイトレードなら「1 - 5 %」を目安で良いと思います。
スイングで2,3日持つなら「5% - 10%」ぐらいですかね。あくまで目安ですが。
個人的には宝くじを買うよりはこちらの方が儲かる確率が高いと思ってます。
以上。