株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。寝ている時意外は株のことを考えています。笑





JT(日本たばこ産業) 株価どこまで下がるのか分析

 

 

JT(日本たばこ産業:2914)の株価はどこまで下がるのか分析。 

 

 

▼JT株価まとめ

・JTの株価は2,000円まで下がる可能性あり

・2019/10/31の3Q決算で最終利益5.6%下方修正発表

・配当性向がすでに高いので今後の増配は期待できない

・配当が減配になれば、さらなる株価下落のリスクあり 

 

 

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なぜJTの株価は上がらないのか

 

タバコが世界的に売れていないから。 

 

 

なんでJTの株価が上がらないのかって、シンプルにそんなに業績がよくないんですよね。

 

世界的にタバコの売上が伸びていません。

 

これがJTの株価が下落する最大の要因です。 

 

たばこ事業は利益率が高いとはいえ、結構厳しいと思います。

 

JTは58%が海外タバコの売上となっています。

 

ということは「そもそも海外のタバコ事情ってどうなの?」という点に着目する必要があります。

 

 

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 海外のタバコ事情

▼世界で一番売れているタバコ「マルボロ」

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「マルボロ」を販売している世界最大のタバコメーカー「アルトリア・グループ」の売上の推移を見ていきます。

 

2014年:245億ドル

2015年:254億ドル

2016年:257億ドル 

2017年:255億ドル

2018年:253億ドル

 

売上は横ばいです。

 

他の海外タバコメーカーもそうですが、ほとんどが横ばいの決算です。

 

タバコ業界はここ数年横ばいの売上ということが分かります。

 

「これからタバコ業界が盛り上がる!」というマインドにならないと株価が上がることはないでしょう。

 

 

JT(2914)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

JTの株価

株価:2,427.5

PER:12.7倍

PBR:1.69倍

配当利回り:6.34%

 

2019/11/01のデータ

 

配当利回り「約6.34%」の超高配当!

 

正直、JTじゃなければ誰も買わない地雷高配当の領域です。笑 

 

  

JTの事業内容

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参照:https://www.jti.co.jp/

 

・たばこ事業

・医薬事業

・加工食品事業

 

 

実際はたばこ事業だけやっているわけでもないです。

 

 

事業セグメント

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国内たばこ:29%
海外たばこ:58%
医薬:5%
加工食品:8%

 

実は海外たばこが58%と売上の大部分を占めています。

 

 

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JTの株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート 

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JTの株価は2,000円まで下がる可能性あり。

 

 

過去の利益を見ると2013年までさかのぼります。

 

2013年が「3,400億円」なので、今年の「3,400億円」と同じになります。

 

その当時の「2,000円~2,100」までJTの株価は下がってもおかしくないですね。

 

逆に言えば、2000円を下回れば、下がり過ぎと判断できます。

 

JTの過去の実績を見る限り「2,000円」まで見ておけば大丈夫です。

 

 

売上収益の推移

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参照:https://www.jti.co.jp/investors/individual/finance/index.html

 

国内たばこの売上が減少中。

 

2013年から国内たばこの売上が減少しています。

日本全体が禁煙ブームで、最近では喫煙する人自体減っているのを感じますね。

 

海外たばこの売上は横ばいです。

 

 

純利益の推移

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利益はiCOSが登場した2015年以降右肩下がり。

  

2014年:3,629 億円
2015年:4,856 億円(過去最高)
2016年:4,216 億円
2017年:3,924 億円
2018年:3,856 億円
2019年:3,400 億円(会社予想)

 

JTは世界的に見ると売上は第4位です。

完全にiCOSに食われてますね。

 

 

-追記(2019/08/04)-

 

2019年07月31日に第2四半期の決算を出しました。

悪材料となったのが、通期業績予想の下方修正です。

3700億円→3600億円に2.7%下方修正。

個人的には「売上営業利益率は前年同期の27.8%→23.3%に低下」というのがかなり痛いなと思います。

JTは圧倒的な利益率の良さで知られていますから、ここが崩れると結構きついです。

 

 

-追記(2019/11/04)-

 

2019年10月31日に第3四半期の決算を出しました。

2度目となる、通期業績予想の下方修正です。

今回は3600億円→3400億円(前期は3856億円)に5.6%下方修正となっています。

 

 

財務状況

自己資本比率:48%

有利子負債自己資本比率:37%

ROE:14%

ROA:6.4%

EPS:215円

配当金:154円

 

キャッシュリッチ企業。

 

 

借金が少ないですね。

自己資本率も約50%で合格ラインです。

ROEも高く、このあたりのステータスはやはり優秀。

 

ですが、EPSは下落傾向にあるのに配当金だけ上がっています。

このまま続くと増配は厳しそうです。

 

 

JTの配当金の推移

 

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配当金を出しすぎている。 

 

 

JTの2019年は以下の予想です。

◆予想一株あたり利益「191円」

◆予想配当「154円」

 

配当性向は80%と、かなり厳しい状況に追い込まれています。

 

これがやりすぎだということはJTも分かっているはずですが、減配したときの株価下落リスクを考えているのでしょう。

 

予想1株あたり利益も「203円」→「191円」と下方修正しています。

 

 

JTの配当性向の推移

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参照:https://www.jti.co.jp/investors/individual/finance/index.html 

 

JTは今後これ以上の増配は考えにくい。

 

 

株主からしたら配当性向が高いのはありがたいことですが、利益も上がらないと意味がないので、今後の増配は難しいでしょう。 

 

 

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JTの株主優待

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参照:https://www.jti.co.jp/investors/stock/privilege/index.html

 

100株で「2,500円相当」のJTグループ商品がもらえる。

 

2018/11/27よりJTの株主優待制度が変更されています。

 

今まで優待は年間2回(6月、12月)もらえていましたが、新優待制度では12月末の1回が権利月で、さらに優待がもらうためには「1年以上株式保有」が条件となりました。

 

優待狙いの方は要チェックです。

 

 

 

JTは有名なキャッシュリッチ企業ですし、たばこ事業なので倒産することはまずないでしょう。

 

ただ購入するには日本タバコと海外タバコの売上と株価の底打ちを確認してからですね。

 

 

以上。