株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。寝ている時意外は株のことを考えています。笑

JT(日本たばこ産業) 株価が上がらない理由

 

 

【更新日:2019/05/18】

 

今回はJT(日本たばこ産業:2914)の株価が上がらない理由を考察していきます。

 

最近のJTの株価は下落しているイメージしかないですね。笑 

 

 

▼10秒で分かるJT株まとめ

・JTは業績右肩下がり

・主力の海外たばこも売上横ばい

・世界的にタバコの売上が横ばい

・配当性向がすでに高いので今後の増配は期待できない

 

 

 

 

 

JTの株価が上がらない理由

 

業績が右肩下がりで今後株価が上がるイメージも持てないから。

 

 

なんでJTの株価が上がらないのかって、シンプルにそんなに業績がよくないんですよね。

 

たばこ事業は儲かるとはいえ、結構厳しいと思います。

 

JTは58%が海外タバコの売上となっています。

 

ということは「そもそも海外のタバコ事情ってどうなの?」という点に着目する必要があります。

 

 

▼世界で一番売れているタバコ「マルボロ」

f:id:home1990:20190110124219j:plain


「マルボロ」を販売している世界最大のタバコメーカー「アルトリア・グループ」の売上の推移を見ていきます。

 

2014年:245億ドル

2015年:254億ドル

2016年:257億ドル 

2017年:255億ドル

 

売上は横ばいです。

 

他の海外タバコメーカーもそうですが、ほとんどが横ばいの決算です。

 

タバコ業界はここ数年横ばいの売上ということが分かります。

 

「これからタバコ業界が盛り上がる!」というマインドにならないと株価が上がることはないでしょう。

 

今後も横ばいというのであれば、株価の値上がりよりはインカムゲイン目的で購入するしかなさそうです。

 

 

スポンサーリンク

 

 

JT(2914)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

JTの株価

株価:2,517

PER:12倍

PBR:1.7倍

配当利回り:6.1%

 

2019/05/17のデータ

 

配当利回り「6%」を超える超高配当です。

 

このブログでも様々な高配当銘柄を取り上げていますが、JTの利回りは1位か2位じゃないかなというぐらい超高配当です。

 

 

JTの事業内容

f:id:home1990:20181127225003j:plain

参照:https://www.jti.co.jp/

 

会社名に「たばこ」とつくだけあってたばこ事業がメインです。

たばこを販売しているのはこのJTだけなので、独占禁止法に引っかからないのかと疑問ですがいろんな事情があるようです。

 

JTの事業内容は以下です。

・たばこ事業

・医薬事業

・加工食品事業

 

 

実際はたばこ事業だけやっているわけでもないです。

 

 

事業セグメント

f:id:home1990:20181127225911j:plain

 

国内たばこ:29%
海外たばこ:58%
医薬:5%
加工食品:8%

 

実は海外たばこが58%と売上の大部分を占めています。

 

 

JTの株価の推移

▼10年チャート

f:id:home1990:20190518172613p:plain



 

▼1年チャート 

f:id:home1990:20190518172639p:plain

 

株価は2013年に逆戻り。

 

 

JTの株をこの6年以内に買った人は全員含み損という、かなり残念な結果になっています。

 

高配当の株は底堅いイメージがありますが、じわじわJTの株価は下落しています。

 

 

JTの売上収益の推移

f:id:home1990:20190518173020p:plain

参照:https://www.jti.co.jp/investors/individual/finance/index.html

 

国内たばこの売上が減少中。

 

2013年から国内たばこの売上が減少しています。

日本全体が禁煙ブームで、最近では喫煙する人自体減っているのを感じますね。

 

海外たばこの売上は横ばいです。

 

 

JTの純利益の推移

f:id:home1990:20190518173449p:plain

 

利益はiCOSが登場した2015年以降右肩下がり。

  

2014年:3,629 億円
2015年:4,856 億円(過去最高)
2016年:4,216 億円
2017年:3,924 億円
2018年:3,856 億円
2019年:3,700 億円(会社予想)

 

JTは世界的に見ると売上は第4位です。

完全にiCOSに食われてますね。

 

 

JTの財務状況

自己資本比率:48%

有利子負債自己資本比率:37%

ROE:14%

EPS:215円

配当金:154円

 

キャッシュリッチ企業。

 

 

借金が少ないですね。

自己資本率も約50%合格ラインです。

ROEも高く、このあたりのステータスはやはり優秀です。

 

ですが、EPSは下落傾向にあるのに配当金だけ上がっています。

このまま続くと増配は厳しそうです。

 

 

JTの配当金の推移

f:id:home1990:20190518173942p:plain

参照:https://www.jti.co.jp/investors/individual/finance/index.html

 

配当金を出しすぎている。 

 

 

JTの2019年は以下の予想です。

◆予想一株あたり利益「208円」

◆予想配当「154円」

 

 

JTの配当性向の推移

f:id:home1990:20190518174041p:plain

参照:https://www.jti.co.jp/investors/individual/finance/index.html 

 

今後これ以上の増配は考えにくい。

 

 

株主からしたら配当性向が高いのはありがたいことですが、利益も上がらないと意味がないので、今後の増配は難しいでしょう。 

 

 

スポンサーリンク

 

 

JTの株主優待

f:id:home1990:20181127231810j:plain

参照:https://www.jti.co.jp/investors/stock/privilege/index.html

 

100株で「2,500円相当」のJTグループ商品がもらえる。

 

2018/11/27よりJTの株主優待制度が変更されています。

 

今まで優待は年間2回(6月、12月)もらえていましたが、新優待制度では12月末の1回が権利月で、さらに優待がもらうためには「1年以上株式保有」が条件となりました。

 

優待狙いの方は要チェックです。

 

 

 

JTは有名なキャッシュリッチ企業ですし、たばこ事業なので倒産することはまずないでしょう。

 

ただ購入するには株価の底打ちを確認してからですね。

 

 

以上。