▼ブリヂストン(5108)株価まとめ
・タイヤ世界シェアNo1
・財務優秀、優良企業
・アジア向けタイヤ需要伸び悩み株価が下落
・株価「4,000円」以下なら買い時
▼読むのがめんどくさい方はYoutubeでどうぞ。笑
https://www.youtube.com/watch?v=4DQNv55Mbx0
【株価下落で大注目!最強高配当のブリヂストン株は買いか?】
ブリヂストン(5108)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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ブリヂストンの株価
株価:3,922
PER:10倍
PBR:1.2倍
配当利回り:4.08%
2020/01/24のデータ
事業内容
タイヤシェア世界No1
ブリヂストンはタイヤメーカーです。
国内だけでなく世界的にも有名です。
そしてタイヤのシェアは世界第1位です。
ちなみに2位はミシュランです。
よく間違えられますが「ブリジストン」ではなく「ブリヂストン」です。
このブログの検索で「ブリジストン」と検索される方が多いので。笑
事業別セグメント情報
タイヤ事業:83%
多角化事業:17%
タイヤ事業の他には多角化にも力を入れています。
多角化とは「化成品、工業用品、スポーツ用品」の3つの部門のことです。
◆タイヤ事業構成比率
- 国内:19%
- 海外:81%
ブリヂストンの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
ブリヂストンの株価は4,000円ぐらいが買い時。
世界シェアNo1の競争力を持っている企業がこれほど株価下落し、PERも10倍とは考えられないですね。
別に知名度は低くはないと思うんですが、地味です。笑
ブリヂストンの株価が下落している理由としては主に2つ。
・アジア向けのタイヤ需要低下
・子会社の会計基準をIFRSにしたことによる営業利益の減少
米中貿易摩擦の影響でアジアが伸び悩んでおり、売上が減少してブリヂストンの株価が下落気味です。
米中貿易摩擦が解消されるまでは地味な値動きを続けていくことは予想できます。
ただ、ブリヂストンは配当さえ減配しなければいいかなと思いますね。笑
経常利益の推移
経常利益4000億円→3550億円に下方修正。
2014年 4,632 億円
2015年 5,073 億円(過去最高)
2016年 4,325 億円
2017年 4,005 億円
2018年 3,811 億円
2019年 3,550 億円(会社予想)
売上の方はほぼ過去最高水準まで戻ってきていますが、利益の確保はやはり難しいようです。
2019年8月に経常利益の下方修正を発表しています。
理由としては以下。
- 海外タイヤ販売の見通し引き下げ
- 多角化事業の利益見通し引き下げ
ブリヂストンの配当金の推移
参照:https://www.bridgestone.co.jp/ir/stock-rating/dividend/index.html
9年連続増配。
素晴らしいですね。
2019年の配当金は過去最高の一株あたり「160円」の予定となっています。(2018年と同水準)
配当性向に関しても「38%」と、上場企業の平均値「35%」を上回る水準となっています。
株主還元をしっかり実行する。
これがブリヂストンが超優良企業と言われる理由の一つですね。
財務状況
自己資本比率:61%
有利子負債自己資本比率:15%
ROE:12%
ROA:7%
EPS:387円
配当金:160円
超優良企業ブリヂストンなので、これは見るまでもなく問題なしです。
40%を超えれば優秀と言われる自己資本比率は59%もあります。
つまり、配当が急に大幅に減配するなんというリスクは極めて低いと言えますね。
日本企業の平均ROE「8%」と、平均ROA「3%」も大幅に上回っています。
さすがです。
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まとめ
外部環境が悪く、株価が上がりにくくなっているが企業の力はあるので「4,000円」付近は買い。
チャートで見ると4,000円付近が心理的な節目でしょう。
2019年の予想EPS(1株あたり利益)は過去最高更新予想なので、株価も過去最高になってもおかしくはないんですけどね。。笑
ちょっとブリヂストンに対する世間の評価が低すぎる気がします。
これほどの実力があればもっとブリヂストンの株価は高くても良いんですが、地味です。笑
米中貿易摩擦の影響が解消されてくれば再び株価上昇には期待できます。
高配当が魅力なので「4,000円」付近なら買ってもいいと個人的には思っています。
以上。