株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

楽天(4755) 株価は今後どうなる?分析してみた

 

 

▼楽天(4755)株価まとめ

・携帯事業の赤字拡大がどうなるのかがポイント

・フィンテック事業がかなり好調

 

 

▼読むのがめんどくさい人用のYoutube。笑

www.youtube.com

 

 

楽天(4755)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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楽天の株価

株価:921

PER:8.3倍

PBR:1.5倍

配当金:-円(未発表)

 

2020/01/22のデータ

 

配当金は会社から発表されていませんが毎年「4.5円」なので今年もおそらく同額と思われます。

 

 

楽天の事業内容

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参照:https://corp.rakuten.co.jp/

 

楽天の事業内容は一言で簡単に表すとインターネットを使ったビジネスが主です。

 

・トラベル

・デジタルコンテンツ

・通信などのインターネットサービス

・クレジットカード

・銀行、証券、保険

・電子マネーなどのFinTech(金融)サービス

 

などなど、かなり事業内容は多岐に渡ります。

 

 

ちなみに僕も「楽天証券」は持っています。笑

 

 

事業セグメント

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参照:https://corp.rakuten.co.jp/investors/financial/segment.html

 

インターネットセグメントが約7割。

 

 

事業内容があまりにも細かすぎるのでセグメントとしてはかなりざっくり分けられていますね。笑

 

そしてこの30%の「フィンテック事業」がかなり重要になってきます。

 

フィンテックとは金融とテクノロジーが融合したものを指します。

 

つまり楽天Edy、楽天銀行、楽天カード、楽天証券などですね。

 

 

楽天の株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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楽天の株価は今後の先行き不安で下落中。

 

10年チャートのボラがかなり激しいことからも分かりますが、三木谷社長が次々新サービスを展開するので、楽天の株価が今後どうなるか、予想はかなり難しい銘柄です。笑 

 

ひとまず、携帯参入がどうなるか次第ですね。

 

下値は700円まで見ておけば問題ないです。

 

▼ピッタリ下値700円予想的中です!笑(追記:2019/06/20)

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直近の流れでいうと注目すべきポイントは

 

・携帯事業の赤字拡大がどうなるか

・楽天市場の手数料無料化がどうなるか

 

この2つです。

 

今楽天が第4のキャリアとして携帯事業に参入しているのはみなさんご存知かと思います。

 

進捗としては、現在は赤字拡大しながら売上を伸ばしている状況です。

 

▼決算説明資料

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この赤字がどこまで拡大するのかが注目です。

 

 

そしてもう1つは手数料無料化による楽天市場の売上の影響です。

 

この手数料は、出品者側が負担するということで、楽天と結構揉めてます。笑

 

最悪、楽天の出品をやめるという人も出てくると思います。

 

そうなった場合の売上の減少が懸念事項です。

 

楽天市場の収益は楽天としても一番大きく、ここがマイナスになることは影響がありますね。

 

▼決算短信

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1000億円以上がこの楽天市場の利益とわかります。

 

 

楽天の経常利益の推移

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2019年は過去最高を更新する可能性あり。

 

2015年:919 億円

2016年:744 億円

2017年:1,380 億円

2018年:1,654 億円(過去最高)

2019年:963 億円(コンセンサス)

 

 

楽天から業績予想はでていません。

コンセンサスの予想は963億円となっています。

 

コンセンサス=株に詳しい人が出す業績予想

 

2Qの時点ですでに経常利益1102億円あるので、順調にいけば過去最高を更新しそうです。

→3Qで米国のリフト株の特別損失約1000円億円を計上で赤字に

 

投資による損失なので、そこまで気にする必要はないですね。

 

 

楽天は楽天カードによる金利で結構儲けているのである程度の安心感はあります。笑 

 

7000億円がリボ及びキャッシングで、これに15%~18%の金利がついているので、何もしなくても「1,000億円」ぐらいのキャッシュフローですからすごいですね。笑

 

▼決算説明資料

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楽天がバンバンポイントプレゼントして楽天カードを宣伝している理由がよくわかります。笑

 

 

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楽天の財務状況

自己資本比率:10.54%

有利子負債自己資本比率:159.35%

ROE:19.5%

EPS:105.43円

 

財務状況は問題なし。

 

 

自己資本比率がかなり低めですが、楽天は銀行業もやっているのであまり気にする必要はありません。

 

ROEが10%あれば優秀と言われている中で20%近くあるのでこれはかなり評価できますね。

 

 

楽天の株主優待

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参照:https://corp.rakuten.co.jp/investors/stock/preferential.html

 

100株で楽天市場で使える500円クーポンなどなど。

 

楽天の優待はいろいろあります。

 

気になる方は上のリンクから見てみてください。

 

優待狙いで買うには少々微妙なので、おまけぐらいで考えておいた方がいいと思います。笑

 

 

 

まとめ

 

楽天は株価は携帯事業の赤字拡大がいつ止まるかがポイント。

 

コンセンサスの予想では経常利益が減益予想となっています。

 

一旦楽天の株価が下がり始めるとまたしばらく下がり続けると思うので、流れに乗るのがいいですね。

 

この楽天という株価の今後を予想するのは難しく、決算を見ながら売買していくしかないのかなと思っています。 

 

携帯参入の影響を見てから買っても全然遅くないと思います。 

 

 

以上。