株の買い時を考えるブログ

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KDDI(9433)株価下落中!株の買い時はいつ?

 

 

▼KDDI(9433)株価まとめ

・現状、最強の株主優待銘柄

・2017年3月期から始まったカタログギフト優待で人気上昇中 

・業績は好調

・ただし、菅官房長官が総理大臣になったら通信料金値下げの可能性があるため今はKDDIの株価は上がりにくい

 

 

KDDIは最強優待銘柄候補のひとつです。

・営業利益率20%

・利益剰余金4兆円

・ROE、ROAが平均の2倍と高く経営が優秀

 

毎月確実に収益を上げられるビジネスモデル(最近話題のサブスクリプション)と、利益剰余金という会社の貯金にあたるお金が4兆円も積み上がっています。

 

これは純利益を積み上げた過去の実績と、今後業績が悪化したとしてもしばらくは配当金や優待を出す余力があるという証拠です。

 

さらに日本のインフラはNTTとKDDIで独占状態であるため、ベンチャー企業の新規参入も非常に難しいのが強みです。

 

株主優待というと、どうしても優待内容ばかりにフォーカスされて、業績に伴っていない優待内容の場合は改悪されたりすることがあります。

 

そうなると株価本体の値下がりでも資産が減ってしまうため、重要なのはその優待を維持できる体力が企業にあるのかを見極めることだと考えています。

 

そういった面でこのKDDIという会社はバランスがとれいているので個人的に好きな銘柄のひとつです。

 

 

  

 

KDDI(9433)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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KDDIの株価

株価:2,949

PER:10倍

PBR:1.5倍

配当金:120円

配当利回り:4.09%

 

2020/9/11のデータ 

 

 

事業内容

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参照:http://www.kddi.com/

 

総合通信大手。携帯・光回線を展開。

KDDIといえば言わずと知れた携帯会社ですね。

 

 

事業セグメント

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パーソナル(au・MVNO携帯電話、FTTH、CATV)が7割。

 

 

パーソナル:70.6%

ライフデザイン:9.4%

ビジネス:13.6

グローバル:4.5%

その他:1.9%

  

 

一番の収益源である携帯電話の通信料やインターネットの回線料金などが7割を占めています。

 

ちなみにNTTドコモは通信事業セグメントが8割を占めています

 

 

KDDIの株価の推移

▼10年チャート

 

▼1年チャート

 

菅官房長官が総理大臣になる懸念でKDDIの株価下落。

 

菅官房長官といえば「携帯料金が高すぎる!もっと値下げしろ!」と、事あるごとに言う人でおなじみです。笑

 

2018年11月、NTTドコモが通信料金値下げするということでKDDIもつられて株価下落しています。

 

それぐらい通信料金値下げというのは株価へのインパクトがあるということです。

 

今回菅官房長官が総理大臣になったら通信料金値下げするんじゃないか→業績悪化→株価下落

 

ということで、現状では通信株の株価が上がりにくい状況です。 

 

▼KDDIチャート

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2020年9月時点では、強いサポートラインとなる200日移動平均線も割れてきているのでしばらく手は出さない方がいいです。

 

せめて3000円~3100円ぐらいまで上昇してきたときに順張りで買うのをおすすめします。

 

今焦って買ったとして、何も無ければ確かにラッキーな値段で買えたことになりますが、通信料金がどうなるか決着がまだついてないのでしばらく大きな値動きはないと考えています。

 

 

売上の推移

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出典:マネックス証券

 

KDDIの売上は好調。

 

2019年にはKDDI初となる営業利益1兆円突破しています。

 

売上だけあっても高収益ビジネスでなければ手元に残るお金が少なかったりしますが、KDDIは冒頭でも解説したように高収益ビジネスなので手残りも多い点がかなりGoodです。

 

 

KDDIの配当金の推移

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参照:https://www.kddi.com/corporate/ir/stock-rating/dividend/?bid=co-ir-sto-di2

 

KDDIの配当性向は「約40%」となっており、余力もまだあります。

 

さらに自社株買いもたまに実施しており、NTTドコモ同様株主還元は積極的です。

 

公式サイトにも配当方針として「今後も持続的な増配を目指す」と明記されています。

 

これはKDDIを配当狙いで買う人にとっては心強いですね。

 

 

財務状況

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出典:https://kabutan.jp/

 

財務状況は問題なし。

 

KDDIは最強銘柄のひとつなので、見る必要はありませんが優秀です。笑

 

 

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KDDIの株主優待

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参照:http://www.kddi.com/corporate/ir/individual/stockholder/

 

100株で5年未満保有なら年間「3,000円」相当のカタログギフトがもらえる。

 

KDDIはこのカタログギフトを実施してからかなり人気銘柄になりました。

 

 

▼1,000株以上を5年以上保有でもらえるもの

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参照:http://www.kddi.com/corporate/ir/individual/stockholder/

 

いろんな会社もカタログギフトを実施していますが、KDDIの株主優待はかなり豪華な方です。 

 

100株でも5年以上保有していれば優待利回りは「1.5%」となり、配当+優待で「5%」の利回りです。

 

これは高利回りですね。

 

ただ、KDDIは途中で優待を急に変更することがあるのでそこは要注意です。笑

 

 

まとめ

 

KDDI株は業績好調、株主還元積極的。

 

NTTドコモもかなりおすすめの株ですが、KDDIも良いです。

 

ビジネスモデルが非常に優秀で、不景気にも強く、営業利益率約20%と素晴らしい企業です。 

 

菅官房長官の件があるので今の段階では株価上昇は難しいですが、上がり始めるときがあれば乗っていきたいですね。

 

 

以上。