2020年10月7日追記。
NTTドコモは、NTT:日本電信電話(9432)にTOBされることになりました。
1株あたり3900円です。
TOBとは株式公開買い付けのことで、NTTがNTTドコモの株を買い占めることで完全子会社となる予定です。
つまり、NTTドコモという株は上場廃止=取引できなくなります。
一応古い記事ですが以下に残していおきます。
NTTドコモのビジネスモデルについて知りたい方はどうぞ!
NTTってどうなの?という方は以下の記事が参考になるかと思います。
NTTドコモ(9437)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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事業内容
携帯電話で国内最大手(シェア4割強)。
NTTグループ中核。
ドコモは、もともとNTT(9432)の事業の一部でしたが独立し、1998年に上場しました。
そして今や本家のNTTの時価総額を上回っています。笑
事業セグメント
参照:https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/ir/finance/segment/
・通信事業 81.4%
・スマートライフ事業 9.41%
・その他の事業 9.18%
みなさんご存知の通り携帯電話からの収益がメインですね。
NTTドコモ配当金の推移
NTTドコモの配当は順調に増配中。
2016年:70 円
2017年:80 円
2018年:100 円
2019年:110 円
2020年:120 円(会社予想)
リーマンショックがあった2008年以降もしっかり増配しているのは素晴らしいですね。
NTTドコモの配当権利確定日は「3月末と9月末」です。
つまり手元に配当が入金されるのはそれから3ヶ月後の「6月末と12月末」です。
NTTドコモの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
2018/10/31に通信料金値下げ発表で大幅下落。
10年チャートを見ると10月頃にドコモの株価が大幅下落しているのが分かります。
通信料金値下げ→利益低下→株価下落
という流れですが、「今思えば買い時だった」という結果で、人気銘柄であることを再確認できました。
NTTドコモは日本屈指の優良企業でもあるので、株価は底堅くある程度下がれば買いが入る状況です。
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経常利益の推移
過去最高は2005年の「1兆2,882億円」
2015年:6,438億円
2016年:7,780億円
2017年:9,495億円
2018年:1兆 1,416億円
2019年:1兆 26億円
2020年:8,380億円(会社予想)
過去最高を超えそうな勢いでしたが通信料金値下げが減収減益に響いているようです。
▼決算説明資料(2019年4月26日)
ですが配当の高還元はそのまま継続予定とのことです。
財務状況
自己資本比率:73%
有利子負債自己資本比率:1.13%
ROE:12%
ROA:8.85%
EPS:187円
配当金:120円
財務状況はかなり健全。
自己資本比率は70%を超えれば優秀とされていますから、素晴らしいです。
ROEも高いことから、経営のうまさが分かります。
配当性向も約50%で株主還元に積極的。
▼ドコモはキャッシュリッチ企業ランキング8位(東洋経済)
キャッシュリッチ高配当は最高ですね。
まとめ
NTTドコモは高配当でキャッシュリッチで優良企業。
NTTドコモ、良い銘柄ですね。
買い推奨です。
ドコモ株は日本トップクラスの財務の良さなのでいつ株を買っても問題ないです。
ドコモは5G関連ど真ん中なので、また テーマ株が盛り上がる流れがくれば間違いなく資金流入はしてきます。
業績が悪化していますが、決算説明資料を見る限りは2020年に向けて5G絡みの様々な取り組みをしていくようなので期待できます。
以上。