▼日本電信電話(NTT:9432)株価まとめ
・業績は横ばい
・ビジネスモデル的に安定の高配当銘柄
・NTTの配当は2011年から連続増配中
・急激な成長は期待できないので資産多めの人が配当生活するにはおすすめ
NTT(日本電信電話)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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NTTの株価
株価:2,295.5円
PER:9.9倍
PBR:0.91倍
配当金:100円
配当利回り:4.36%
2020/10/07のデータ
配当金は3%を超えれば高配当と言われていますから、配当利回りは高めです。
事業内容
地域固定電話網独占、携帯・光回線で高シェア。
海外拡大に注力。
NTTといえば電話で有名ですね。
日本の通信インフラを支えている会社です。
グループ会社含めると従業員は「30万人」という超巨大企業です。
事業セグメント
・移動通信事業(携帯・PHS)
・地域通信事業(光回線)
この2つが主要な収益源となっています。
この3年間の推移を見ればわかりますが、大きく伸びもしませんが大きく落ち込むこともない、安定したビジネスモデルだといえます。
安定して配当をもらいたい人にはかなり適した銘柄です。
NTTの株価の推移
▼10年チャート
NTTの株価が2,000円を割ったら買い時。
10年チャートの形を見ればわかりますが、2015年ぐらいからほぼ株価横ばいです。
これは業績も横ばいなので仕方ないですね。
ただ、株価チャートは配当金を考慮しないので配当を考えればもう少しリターンは高いです。
ボラが少ないので安定した高配当銘柄だということです。
2015年以降、3回「2,000円」にチャンレジし、そこで反発していることからも2000円はかなり強いサポートラインとなっています。
NTTのように歴史のある会社はどの株価がサポートラインになるかというのは非常に参考になります。
今は菅さんが通信料金を値下げしようとしているので思惑で下がっています。
「噂で買って真実で売る」という格言があるように、業績へのインパクトがどうでるか分からないので今は様子見ですね。
しかしEPSを考慮すると結構安い水準なので資産が多くて配当がほしい人は打診買いで少しずつ買っていくのは全然アリだと思ってます。
売上の推移
出典:マネックス証券
売上は2020年が過去最高と安定。
残念ながら2021年の予想では売上減収予想にはなっていますがこれほどの大手企業が2020年過去最高の売上というのは評価が高いです。
大手企業はリーマンショック以降、最高の売上をなかなか更新できていない状況です。
通信キャリアというビジネスモデル上、安定していればそれでいいという人も多いのではないでしょうか。
財務状況
財務状況は問題なし。
めちゃくちゃ良いというわけでもありませんが、まぁまぁといったところです。
フリーキャッシュフローは潤沢にあるので自社株買いの余力はあります。
まとめ
NTTは2011年からずっと増配中の安定企業。
この表では2013年からですが、実際は2011年より連続増配中です。
配当性向も40%ぐらいなので、そこまで無理をしている感じもしませんね。
なんというか、安定銘柄ですね。笑
売上はすでに11兆円もありますから、よくも悪くも急激に成長する可能性は低いので株価本体の値上がりはそこまで期待できません。
しっかり連続増配しているところが高配当銘柄としてはかなり評価できますね。
資産が1000万円以上あって、ゆるりと配当もらいながら生活したい人には超おすすめです。
以上。