高配当で優良株を「3銘柄」厳選したので紹介します。
「高配当ランキング」はいろんなサイトにありますが、その中でも優良銘柄のみに厳選しているサイトが少なかったので今回作成しました。
高配当の優良株リスト
9433:KDDI
9436:沖縄セルラー
8001:伊藤忠商事
高配当優良株の選定条件
◆高配当の条件
- 配当利回り3%以上
◆優良銘柄の条件
- ROEが10%以上
- 2012年以降減配無し
- フリーキャッシュフローが直近3年間プラス
今回は「配当」に着目しているので、「減配していない」という過去の実績を重視。
KDDI
2002年度より17期連続の増配
KDDIはここが凄い!
・営業利益約20%
・利益剰余金4兆円
・ROE、ROAが平均の2倍と経営が優秀
・ベンチャーの参入が厳しいビジネス
・5Gでは人気の周波数帯を獲得
NTTドコモとKDDI、2社ともこのランキングに入っていることからもわかりますが、通信キャリアは儲かります。笑
利益率が20%とかなり高く、景気に左右されないビジネスモデルはかなり強みですね。
利益剰余金が「4兆円」もあるということで、今後も安定して配当を出していけます。
さらに配当方針について公式サイトに以下のように明記されています。
「配当性向40%超」と「利益成長に伴うEPS成長」の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指します。
今後も増配していくのでよろしくというメッセージですね。笑
さらにKDDIはカタログギフトの優待も実施しており、優待勢からも人気です。
もちろん業績も好調。
沖縄セルラー
2002年から減配無し!
沖縄セルラーはKDDIの子会社です。
沖縄セルラーの強みは沖縄県で携帯シェア5割であるという点です。
圧倒的すぎます。笑
安定したキャッシュフローもあるので大幅減配の可能性は低いかなと思います。
悪くても配当横ばいですね。
自己資本比率も83%と非常に高く、有利子負債もゼロ(無借金経営)なので財務状態は健全です。
2020年8月現在、配当性向は42%とそんなに高すぎることもないので今後の増配余力もアリです。
伊藤忠商事
業績好調最強商社株
商社株は優良企業が多いのですが、その中でも伊藤忠商事は屈指の実力です。
ROEとROAは自己資本や総資産からどれだけ利益を生み出しているかが分かる指標で、会社としての経営のうまさをあらわします。
もともと商社といえば財閥系の三菱などが強かったのですが、最近は伊藤忠商事の方が業績好調です。
その理由は伊藤忠の強みが非資源であるということです。
他の商社は資源に頼っている、つまり原油などの価格によって大きく業績が左右されるので、なかなか安定して収益を上げるのが難しいんですよね。
その証拠に2016年は原油価格が大幅に下落した影響で「三井物産」と「三菱商事」が創業以来の赤字となっています。
しかし伊藤忠は非資源であったため、影響は少なかったです。
そういったリスクが少ないという点と、ROEやROAなど経営のうまさを表す指標が商社No1ということで、非常におすすめです。
また、高配当であることからみんなに人気の株でもあります。
▼伊藤忠の配当金の推移
出典:https://www.itochu.co.jp/ja/ir/investor/return/index.html
配当性向も30%と低く、まだまだ今後配当を出せる余力はあります。
まとめ
結局通信インフラ系が強い。
- 売上営業利益率が高い
- サブスクリプションのビジネスモデル
この2つが強みですね。
ブリヂストンやコマツも昔はここに入ってましたが、コロナの影響や米中貿易戦争以降ずっと業績が回復しないので外しました。
よくある「配当利回りランキング」とは差別化できたかなと思います。
「高配当銘柄は、配当が高ければ良い」というものでもないので、業績と過去に減配していないかどうかぐらいはチェックしましょう!
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以上。