シャープ(SHARP:6753)の株価を分析していきたいと思います。
▼10秒で分かるシャープ株まとめ
・シャープの株価はV字回復後、再び下落
・2010年から2019年の9年間で株価10分の1
・シャープ株の買い時は上昇局面になってから
シャープ(6753)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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シャープの株価
株価:1,136
PER:6.53倍
PBR:1.43倍
配当金:未定
2019/05/09のデータ
シャープの事業内容
電機大手。テレビ、白物家電など展開。
2016年8月、台湾・鴻海精密工業の子会社に。
シャープといえば有名な電機メーカーですね。
2016年から鴻海傘下になったことはテクノロジー系に関心のある方ならみなさん知っているかと思います。
事業セグメント
アドバンスディスプレイ:43%
スマートホーム:25%
IoTデバイス:19%
スマートビジネス:13%
ディスプレイが43%と、約半分を占めています。
スマートホームも4分の1を占めているので、シャープの株を買うのであればテレビを始めとする家電の売れ行きなどはチェックしたいですね。
シャープの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
2016年からシャープは株価回復後、再度株価下落。
シャープといえば、鴻海傘下になってからのV字回復が有名です。
が、2017年をピークに、再度じわじわ下がってきています。
シャープの経常利益の推移
業績は回復基調。
2015年:-965 億円
2016年:-1,924 億円
2017年:250 億円
2018年:893 億円
2019年:690 億円
2020年:950 億円
こうしてみると2015年~2018年のV字回復は素晴らしいですね。
2019/05/09に出した決算では、2020年の予想はかなり好調なようなので、あとは株価がこれに追いつくかどうかです。
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シャープの財務状況
自己資本比率:19.8%
有利子負債自己資本比率:166.02%
ROE:20%
EPS:106.07円
流動比率:146.04%
財務状況は問題なし。
このあたりの財務は意外と問題ないです。笑
まとめ
シャープの株を買うなら株価が回復してからの方が良い。
10年チャートを見ればわかりますが、2010年から2019年の9年間で株価が10分の1になってしまっています。
これまで数多くの銘柄を見てきましたが、東証一部上場企業でこれほど株価が下がった銘柄も少ないです。
短期で買うのであれば特に業績とか関係なく購入可能ですが、長期を考えているなら株価が上昇局面になってからの方が良いですね。
「これだけ下がっているんだからそろそろ上がるだろう」という考えはかなり危険です。
株の世界に長くいる人であれば「ここまで下がっているのだから更に下がるだろう」と考える人が多いです。
トレンドが変わるまでじっくり待ちたいところですね。
以上。