株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

村田製作所の株価暴落はいつまで続くのか

 

 

村田製作所(6981)の株価を分析していきたいと思います。

 

 

▼10秒で分かる村田製作所株価まとめ

・村田製作所の売上の約50%が中華圏

・ファーウェイの影響で村田製作所の株価は下落トレンド

・米中貿易摩擦が落ち着くまで村田製作所の株価は下落は続く 

 

 

 

 

村田製作所(6981)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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村田製作所の株価

株価:4,574

PER:17.21倍

PBR:1.8倍

配当金:94円

配当利回り:2%

 

2019/05/21のデータ 

 

 

村田製作所の事業内容

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参照:https://www.murata.com/ja-jp

 

 

事業セグメント

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参照:https://www.murata.com/ja-jp/ir/financial/applications

 

コンポーネント事業が約70%を占めています。

 

 

▼村田製作所の売上

南北アメリカ:15%
ヨーロッパ:8.9%
中華圏:50.5%
アジア・その他:16.5%
→海外計:90.9%
日本:9.1%

 

 

海外比率は90%と、かなり高めになっています。

 

中華圏が50%も占める村田製作所にとって、米中貿易摩擦の長期化はかなり痛い話です。

 

 

村田製作所の株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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村田製作所の株価は絶賛暴落中。

 

 

分割発表を受けて、2月から株価が上昇していますがその後は反動で下落。

 

2019年1月につけた「4,360円」を割りそうな勢いで村田製作所の株価は下落しています。

 

1年チャートで見るとわかりやすいですが下落トレンドですね。

 

村田製作所の株価が暴落している理由としては米中貿易摩擦の影響をもろに受けているからです。 

 

特に中国に強い村田製作所を今買う必要はないと感じます。

 

 

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村田製作所の経常利益の推移

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2020年は減益予想。

 

 

2016年:2,791 億円(過去最高)
2017年:2,004 億円
2018年:1,678 億円
2019年:2,673 億円
2020年:2,220 億円(会社予想)

 

過去最高は2016年です。

 

2019年も、割と良い決算だったので、物足りなさを感じてしまいます。笑

 

 

村田製作所の財務状況

自己資本比率:78.29%

有利子負債自己資本比率:7.69%

ROE:13.5%

EPS:323.45円

流動比率:359.52%

 

財務状況は問題なし。

 

 

このあたりはさすがというべきでしょうか。

 

大企業の安定感があります。

 

 

まとめ

 

米中貿易摩擦が落ち着くまでは村田製作所の株は買う必要無し。

 

 

米国政府が中国通信機器大手「ファーウェイ」への輸出規制を決定したことがかなり痛いですね。

 

ファーウェイといえばスマートフォン世界第2位の中国の超巨大企業です。 

 

中国はテクノロジー系がかなり強く、トランプはそこを崩そうとしています。

 

当然日本の電子部品メーカーにも影響が及ぶ可能性があり、村田製作所だけでなくローム(6963)などの電子部品銘柄も売られています。

 

ハイテク系は株価の変動が半端じゃないので今買うならディフェンシブ銘柄の方が良いでしょう。

 

当然、米中貿易摩擦が落ち着けば爆上げは期待できます。

 

それまで待ちましょう。

 

以上。