株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

マツダ(7261)今後も株価下落する可能性あり

 

▼マツダ(7261)株価まとめ

・海外の売上12%減

・業績下方修正の可能性が高い

・1Q決算の経常利益は78%減益

 

 

 

 

マツダ(7261)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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マツダの株価

株価:928.7

PER:9.21倍

PBR:0.48倍

配当金:35円

配当利回り:3.77%

 

2019/09/09のデータ 

 

 

事業内容

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参照:https://www.mazda.com/ja/

 

中堅自動車メーカー。低燃費で動力性能高いエンジンが強み。輸出比率高い。

 

マツダといえばクリーンディーゼルでおなじみですね。

 

さらには社運をかけた「CX-5の大ヒット」が今のマツダを語る上でかかせません。


 

 

事業セグメント

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  • 自動車:83%
  • 部品:10%
  • その他:7%

 

他の自動車メーカーと比べると「5~6%」ですが自動車比率が低く、その分、部品の割合が多くなっています。

 

マツダは海外での販売比率が高く、ホンダに次いで2位の規模です。

 

 

マツダの株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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マツダの株価は下落中。

 

10年チャートで見ると結構ひどいですね。笑

 

マツダに限らず、自動車株は全体的にチャートが崩壊しています。

 

チャートでがんばっているのはトヨタぐらいです。

 

 

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経常利益の推移

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マツダの業績は下方修正の可能性あり。
 

2016年:2235 億円
2017年:1395 億円
2018年:1721 億円
2019年:1167 億円
2020年:1250 億円(会社予想)

 

 

マツダの株価が下落する理由は業績の悪化です。

 

8月1日の1Q決算で、経常利益前年同期比78.3%減と、大幅に落ち込んでいます。

 

通期計画の1250億円に対する進捗率は「7.3%」しかありません。

 

決算は4回ありますから、100%の4分の1である「25%」はないと厳しいところです。

 

普通に考えれば下方修正するでしょう。

(ちなみにトヨタは下方修正を発表しています。)

 

 

2020年3月期 第1四半期(2019年4月~2019年6月)のグローバル販売台数は、対前年12%減の35万3千台。

 

海外比率が高いマツダにとってこれは厳しい状況ですね。

 

会社説明によると以下が原因です。

 

  • SUVの競合がどんどん出てきて勝てなくなっている
  • セダンが全く売れていない

 

売上営業利益率も前年同期の「3.8%→0.8%」に悪化しています。

 

ちなみにトヨタは売上営業利益率が「約10%」ですから、いかにマツダの株価の状況が危険か分かると思います。

 

 

 

財務状況

自己資本比率:42.45%

有利子負債自己資本比率:49.21%

ROE:5.3%

ROA:4.2%

EPS:100.79円

流動比率:146.24%

 

 

財務状況は問題なし。

 

ROEとROAは改善の余地ありです。

 

 

まとめ

 

マツダの株価は今後も下落する可能性あり。

 

 

マツダは高配当ということもあり注目度は高い銘柄です。

 

しかし、業績がここまで悪化している株を買う必要は無いですね。

 

とはいえ、新車種の投入で今後の売上強化していくようなので決算に注目です。

 

 

以上。