花王(4452)株価分析。
花王といえば連続増配記録日本No1ということでも有名です。
→2019年で驚愕の「30年」連続増配予想。
残念ながら花王には株主優待はありませんが、僕が考える「買うべき株Best5」に入るぐらい屈指の優良銘柄です。
花王の何がすごいかって「財務、業績、将来性、チャートの形」どれをとっても超優秀で、スキがないんですよね。
▼花王株価まとめ
・好業績
・花王には株主優待は無い
・連続増配No1で長期保有向き
・業務内容的にも安定した収益を期待できる
花王(4452)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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花王の株価
株価:8,292
PER:25倍
PBR:4.9倍
配当利回り:1.5%
2019/04/12のデータ
日本一を誇る連続増配企業ですが意外にもその「配当利回りは1.5%」ほどです。
花王の事業内容
・パーソナルケア用品首位
・化粧品大手
花王は説明不要かと思いますが、日用品を作っているメーカーですね。
・メリーズ(おむつ)
・アタック(洗剤)
・メリット(シャンプー)
などなど、有名なものが多いです。
事業セグメント
ビューティケアが39%ということで、4つの事業を手がけていますが化粧品が一番の稼ぎ頭。
→「ソフィーナ」「カネボウ」「キュレル」などのブランドを展開しています。
花王の株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
株価7,500円なら買い時。
かなりきれいなチャートですね。
「2009年~2013年」のずっと横横だったチャートから一気に上抜けし、2年間上がり続けて「2015年~2017年」は「5,000~6,000」で推移。
そこから更に2年後となる現在「7,000~8,500円」で推移。
レンジの価格がどんどん上がっています。
ずっと横横でパワーが溜まった株価が一気に爆発するようなイメージですね。
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経常利益の推移
売上、経常利益、最終利益、一株あたり利益、全て過去最高更新中。
2014年:1,387 億円
2015年:1,660 億円
2016年:1,834 億円
2017年:2,042 億円
2018年:2,072 億円(過去最高)
2019年:2,250 億円(会社予想)
連続増配記録を伸ばし続ける花王ですが、業績も絶好調です。
来期も順調に利益が伸びる予定となっています。
財務状況
自己資本比率:56%
有利子負債自己資本比率:14%
ROE:18%
EPS:314円
配当金:130円
配当余力はかなりある。
今の配当金を倍にしたとしても問題ないですね。笑
素晴らしいです。
ROEも18%と、かなり高く優秀です。(日本企業平均8%)
花王の配当金の推移
参照:https://www.kao.com/jp/corporate/investor-relations/management-information/shareholder-return/
配当性向は40%程度。
配当性向が60%を超えてくると増配はきついかなという感じですが、まだ余裕ですね。
花王株価まとめ
花王は株価「7,500円」が買い時。
化学セクターの平均PER22倍ぐらいまでは待ちたいところですね。
現在の予想EPSで計算するとその値が「7,500円」となります。
割高感は特に感じませんが、直近1年間で「7,500円」を割っていると考えるとそこぐらいまで待ちたいです。
花王の化粧品が中国で売れている現在、米中の貿易摩擦がある以上は日本もどうなるかわからないのでレンジの上で買ってしまうと損です。
・好業績
・有利子負債少なめ
・自己資本率50%を超え
どれを見ても優秀です。
(残念ながら花王には株主優待はありません。)
じっくり待って買いましょう!
以上。