ZOZO(3092)株価分析。
▼ZOZO株価まとめ
・収益構造はかなり優秀
・業績は過去最高更新予想
・1Qの経常は30%増益で着地
・日経平均株価に採用される可能性あり
ZOZO(3092)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
スポンサーリンク
ZOZOの株価
株価:1,858
PER:35.59倍
PBR:25.04倍
配当金:30円
配当利回り:1.61%
2019/07/30のデータ
事業内容
衣料品ネット通販「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」運営。
出店ブランドからの受託販売手数料が主な収益源。
何かと世間を騒がせている「前澤社長」が経営する会社です。笑
もともとは「株式会社スタートトゥデイ」という会社名でしたが、「株式会社ZOZO」に変更しています。
事業セグメント
ZOZOTOWN:84%
プライベートブランド:2%
BtoB:2%
その他:12%
ZOZOはほとんどが「ZOZOTOWN」からの売上となります。
決算説明資料によると、ZOZO株価の今後に重要なプライベートブランドの売上は前年同期比「+306.7%」とかなり好調です。
中古品を扱うZOZOUSEDや、ZOZOSUITを使ったプライベートブランドをどこまで伸ばしていけるか注目です。
ZOZOの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
ZOZOの株価は下落中。
「ZOZOが日経平均株価に採用されるかも」というニュースで株価上昇していましたが、結局採用されず、株価下落。
(2019年7月現在、また日経平均株価に採用されるかもしれないという噂があります。笑)
ZOZO株価下落の決定打となったのはファッション大手「オンワード」がZOZO出店を撤退した件です。
他のブランドもどんどんZOZOから撤退して、売上が下がるかもしれないという思惑で株価が下落していました。
スポンサーリンク
最終利益の推移
最終利益は過去最高更新予想。
2016年:119 億円
2017年:170 億円
2018年:201 億円(過去最高)
2019年:159 億円
2020年:225 億円(会社予想)
なんだかんだといろいろありましたが、結局過去最高更新で着地しそうです。
Youtubeの決算説明動画によると、ZOZOSUITの開発コストや、プライベートブランドの宣伝費用にかなりの金額を使っていましたが、これがなくなったことで利益が回復しているようです。
業績が回復してきているので、株価も期待できますね。
財務状況
自己資本比率:28.55%
有利子負債自己資本比率:97.1%
ROE:50.5%
ROA:34.4%
EPS:52.20円
流動比率:110.83%
財務状況は問題なし。
ZOZOは高収益体質ということでかなり有名です。
株主から集めたお金をどれだけ効率よく回しているか分かる「ROE」、「ROA」が半端じゃなく高いです。笑
ちなみにROEは10%で、ROAは5%あれば優秀といわれています。
ZOZOがいかに資金を効率よく回しているか分かると思います。
まとめ
ZOZOの株価の今後には期待できる。
さすが前澤社長といったところでしょうか。
ZOZOSUITの次は「ZOZOMAT」を発表しています。
▼ZOZOMAT
靴がネットであまり売れていないということで、「ZOZOMAT」の開発に至ったそうです。
3Dで足を測って、ジャストサイズの靴をユーザに提供することで売上UPを狙っています。
以前も送料をユーザが自分で決めたりと、第2、第3のユニークな手を打ってきます。
次はどんなことをしてくれるのだろうかとワクワクしますね。
本業のZOZOTOWNでの収益も安定しているので今後に期待です。
以上。