株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

ニトリ(9843) 株価が下落。業績は好調

 

 

ニトリホールディングス(9843)の株価について分析していこうと思います。

 

100株で150万円と、なかなかの値がさ株です。

 

・ニトリ株の購入を検討中

・ニトリの株価の今後が気になる

 

そんな方の参考になればと思います。

 

▼10秒で分かるニトリ株まとめ 

・財務状況かなり健全

・業績は過去最高更新中

・円安がニトリにとっては逆風

・株価「14,000円」以下なら買い時

 

 

 

 

ニトリホールディングス(9843)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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ニトリの株価

株価:15,245

PER:25倍

PBR:3.6倍

配当利回り:0.6%

 

2018/10/09のデータ

 

 

ニトリの事業内容

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参照:https://www.nitori.co.jp/nitorifun/story/

 
「お、ねだん以上ニトリ」

のCMでお馴染みですね。

 

家具・インテリア販売の最大手。

売上の「98%」が家具、インテリアの売上です。

(その他:2%)

 

開発輸入品が8割となっています。

 

そのため「円高」だとニトリ株は強くなるという特性があります。

 

この会社を語る上で、無くてはならない存在がニトリの創業者「似鳥 昭雄」さんですね。

 

日本版長者番付にもランクインするほどの成功者です。

1年間の日経平均株価の値動き予測をよく当てる人でも知られています。笑

 

「会長が似鳥さんだからその経営手腕に期待してこの株を買う」という人もいるでしょう。

 

 

ニトリの株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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株価は年初来安値を更新中。

 

 

10年チャートを見るとすごい上がり方をしているのが分かると思います。

高成長株ということで有名です。

 

しかしながらここ数ヶ月株価は下がり気味です。

 

ニトリの株価が下落している理由としては、ドル円が今後円安に向かうと予測されているからです。

 

直近の決算発表でも業績は過去最高にも関わらず、ニトリの株価は下落しています。

 

円高のほうがニトリにとっては良いので、少々厳しい戦いが予測されます。

 

 

ニトリの経常利益の推移

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ニトリの業績は過去最高益を更新中。

 

2015年:679億円

2016年:750億円

2017年:875億円

2018年:948億円(過去最高)

2019年:1,000億円(会社予想)

 

ニトリは2018年2月決算で

・売上高

・営業利益

・経常利益

・最終利益

 

すべてが過去最高という結果でした。

さらに2019年は過去最高を更新する予想です。

 

ただドル円の価格に応じてこの利益がどれほどブレるか、といったところですね。

 

 

ニトリの財務状況

自己資本比率:80%

有利子負債:2.2%

ROE:15%

EPS:574円

配当金:92円

 

財務状況は良好。

 

 

キャッシュリッチです。

ROEが15%と、平均より高いパフォーマンスなのはさすがです。

(平均は10%ほど。)

 

配当金が少ない気がするのであと1%くらいほしいですね。笑

 

 

ニトリの株主優待

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参照:https://www.nitorihd.co.jp/ir/shareholder/treatment.html

 

ニトリは100株で「約150万円」と、結構高額です。

優待狙いで買うには少し株価が高すぎる気がしますね。笑

 

優待で10%割引ができるので、「高い商品を買ってね」というメッセージだと捉えています。笑

 

 

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ニトリ株まとめ

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様子見推奨。今後、円安に向かっていく可能性が高いので積極的には買いにくい。

 

 

ニトリのライバル企業「良品計画(7453)」も現在株価がかなり下落しています。

良品計画もニトリ同様、業績は文句なしですがやはり円安の進行が原因です。

 

とはいえ業績はかなりよく、会社としての経営手腕にも期待はできます。

 

PERも25倍とそこまで割高感はありません。

 

今は厳しい状況ですが、ドル円が落ち着いてくるか、ある程度株価が下がりきったところで一旦上がりだしたらそのままぐんぐんあがる可能性が高いです。

 

気になる方はとりあえずウォッチリストに入れといてトレンドが転換したら買いたいところですね。

 

以上。