株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

日経平均が暴落したらやること

いつか日経平均が暴落する日がきます。そんなときに暴落時にどうしたらよいか解説していきたいと思います。

 

 

日経平均が暴落したらやること

 

早速、結論から言うとグロース株いわゆる成長株は売るもう1つはインデックス投信信託を少しずつ買う。こちらの2つです。

 

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日経平均が暴落したら成長株は売る 

 

日経平均株価が暴落というのは、実は絶好の買い時なんて言われてますね。グロース株はハイリスクハイリターンなんで、売っといたほうが無難かなと思います。逆に割安株とかバリュー株とかそういったものは持ったままで良いと思います。

 

投資信託とか高配当株とか株主優待用の株とかは、持っていてもいいんじゃないかなと思います。

 

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このあたりのオリックス、KDDI、イオンといった銘柄は非常に人気が高いのである程度のところまで下がると、買いが入ってきます。

 

もちろん全てじゃなくて企業分析した上で、銘柄を選別する必要はもちろんあるんですけれども、基本的な方針としてはホールドです。

 

 

グロース株PERが非常に高いものが多いので、暴落が来るとみんな冷静になってきて、「この会社は実はそんなに価値ないんじゃないか?」や「過大評価されすぎなんじゃないか?」というようにだんだん不安になってくるわけです。

 

売りが売りを呼ぶということが多くて精神的にあまりよくないですよね。なので僕なんかは結構早めに損切りしてしまいます。

 

インデックス指数連動型の投資信託を少しずつ買う 

 

結局のところ、暴落時の1番のおすすめの戦い方というのは、インデックスの指数連動型の投資信託を少しずつ買うということです。

 

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こういうちょっとずつ買うことをドルコスト平均法なんて呼ばれています。これが1番確実で最強の投資法です。これはもういろんな本にも書かれてますけど、確実な投資の方法はこれしかない。と言っても過言ではないぐらい鉄板中の鉄板の手法ですね。

 

実際、僕もこの投資法で利益出しています。動画もYouTubeにアップロードしているので気になる方はチェックしてみてください。

 

株の買い時を考えるチャンネル - YouTube

 

暴落の定義とは

一応ここで暴落の定義とは何かっていう話をしておくと、

 

・株価が30%~50%下落

・半年〜1年間下落を続ける

 

あまり厳密には明確な定義というのはないんです。しかし、よく言われるのが株価が30%から50%下落する。半年から1年間下落を続ける。こういう状況になると基本的には暴落と言います。

 

この暴落について思うことがあるんですけれども、株式投資の本質っていうのは利益を出すことなんですね。

 

つまり、株の暴落だとか上昇するというような予想と利益を出すことっていうのは、実は関係ないです。「日経平均株価3万円まで上昇」とか「2万円割れ」、「暴落する」とといった派手なタイトルの本とか多いと思います。

 

実はこのことと、利益を出すことっていうのは関係ないということです。僕自身2019年っていうのは暴落が来ると言われてて、キャッシュポジション結構高めていたわけです。

 

結構、短期売買がメインになった1年間で、あんまり長期投資でエントリーしようという気にならなかったわけですね。

 

ただ結果論的に見るとこの2019年て株価大幅上昇した年で株を買わないよりは、ずっと買って持っといた方が利益が出たという年だったんです。

 

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なぜ2019年に暴落すると言われていたのか?

なぜ2019年株価暴落すると言われていたのか?っていう諸説あるんですけれども、例えば、バフェット指数とかですね。

 

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バフェット指数というのは、

 

バフェット指数 = 株式市場の時価総額 ÷ その国のGDP × 100

 

で表します。GDPが出てくるので、要するに経済成長してないのに株価だけが上がっていくとなると、実態が伴ってないのに株価だけが上昇していることになるので、そろそろ暴落の危険ですよっていうのサインです。

 

2000年のITバブルの頃

 

2000年のITバブルの頃なんですけど、この時はNYダウがバフェット指数100を大幅に上回って株価暴落しました。

 

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日本は100超えてなかったんですけど、NYダウに連動して暴落しました。もうこれはアメリカが世界最強なんで仕方ないかなと思います。

 

2008年のリーマンショックの頃

 

次は2008年リーマンショック後、

 

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この年もバフェット指数が100を超えている。そしてそれから2年後にリーマンショックが起きているということですね。

 

そしてこの2018年もバフェット指数から大幅に上昇してきてたわけです。

 

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つまり日本の経済成長GDPと株価が、実は実体を伴ってないんじゃないか?ということで警戒されていたわけです。

 

投資家ジム・ロジャーズの警告

 

更に、もう一つ有名なところで言うと、株大好きなみなさんもちろん知ってると思うんですけど伝説の投資家と言われはジム・ロジャーズさんです。

 

ジム・ロジャーズさんは「日本やばいんじゃないの」みたいなことを言ってます。2019年に出た本なんですけど、『日本への警告』結構やばいタイトルの本が出てました。

 

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日本株を売ったということも言ってます。ジム・ロジャーズさんの主張としては、「日本って今後も少子高齢化していくし、東京オリンピックで国の借金も増えるし、なんかむしろマイナスじゃん」みたいなことを言ってるわけです。

 

結局の所、諸説あって下がる派もいたんですけど、もちろん上がる派の人もいて結果的に大幅上昇したんですけど、株価の動きに合わせて柔軟に対応する力の方が重要なわけです。

 

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まとめ

・キャピタルゲインを取る銘柄は様子見。

・インカムゲイン狙いの銘柄は保有

 

キャピタルゲインをとる銘柄は様子を見た方がいい

 

キャピタルゲインというのは、株価本体の値上がりで利益を出すことです。例えば、ジャスダックとかマザーズような、いわゆるデイトレードみたいなイメージの株は、暴落中は基本的に利益でないと思います。

 

結局市場の平均値に収束していくんで、全体が下がっているとにトレード回数を重ねるとやっぱり利益も下がっていくということです。

 

2019年から始められた方で、デイトレードで利益を出した株初心者の方っていうのはもちろんいると思うんですけど、衝撃が投資家デビューみたいなのを思っちゃうと思うんですけれど、基本的には謙虚に行ったほうがいいんじゃないかなと思います。

 

僕も勘違いして、株始めていきなりものすごい利益出て調子乗って、結局大損するみたいな本当典型的なパターンだったので、そう僕みたいな人をもう作らないためにも解説してます。

 

インカムゲイン狙いの銘柄は保有継続

 

インカムゲインというのは、株価本体ではなくて配当とか優待とかそういったもので利益を出すということですね。

 

暴落中はやっぱりこういう手法は強いのでこういう銘柄をコツコツ買い集めていくっていうのは、結構有効な手法なんじゃないかなと思います。先ほども説明したんですけどなんだかんだで、結局鉄板はインデックスの投資信託をコツコツ積み立てることです。

 

ということで正しい知識を持っていれば、別に暴落というのは怖くないです。むしろ買い時のチャンスだということですね。

 

基本的には投資信託なりインカムゲイン狙いの銘柄をコツコツというのが、暴落中のおすすめの手法ではあるんですけど、結構長いスパンで見ておいた方がいいかなと思います。

 

さっきの定義でも言ったように半年とか、下手したら一年ずっと下がり続ける可能性も全然あります。なぜならNYダウというのは10年近くずっと上がり続けているんでそれを考えると、別に株価が10年下がり続ける可能性というのも、全然あるということなんです。

 

暴落したから出て一気に買うんじゃなくて、本当にちょっとずつ、ちょっとずつ買っていくというのが非常におすすめです。

 

以上