株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

含み損の株、必ず知っておきたい対処法

今回は含み損の株をどうするべきか、という話をしていきたいと思います。

 

含み損の株、必ず知っておきたい対処法

 

まず選択肢としては、2つあるかなと思ってます。

 

持ち続ける

損切りする

 

保ち続けるもしくは損切りするというこの2つです。

 

ナンピン買いで、さらに買い増しをするというのは、選択肢としてはナシかなと思ってます。

 

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業績、売上高推移を重視

 

損切りの基準というのは、基本的に業績です。チャートは無視したほうがいいです。チャートは結局業績がどうなったかっていう結果が、チャートとして現れるのでもっと本質である業績を重視します。

 

なので結論から言うと業績が悪くないなら、損切りする必要はないです。ここで言う重視すべき業績というのは、何のことを指しているかと言うと、売上高の推移のことを言ってます。

 

損切りの条件

 

損切りの条件なんですけど、僕ならこのどちらか2つに当てはまれば損切りします。

 

10%以上含み損がある

業績が悪化している

 

10%以上含み損がある。もうしくは、業績が悪化しているというこの2つです。このあたり明確に何パーセント以下なら損切りみたいなルールって特にないので、あくまでひとつの目安なんですけど、20%をマイナスが出てるというのあまりないです。

 

どちらかというとこの何パーセントとかっていうのは、デイトレードとかFXによく使われる手法なので、株では企業業績が重要です。

 

今回の新型肺炎みたいに突発的な世界同時株安とかが起こると企業業績ても関係なくなるので、どちらかというとこのパーセンテージの方ですね。10%ぐらいを目安にいったん損切りするは全然アリかなと思います。

 

業績悪化っていうのは何なのか?というと、まあ先ほど売上高の推移と言ったんですけど、もうちょっと具体的にいうと、2年連続売上10%以上減収であれば損切り。ということですね。

 

こういう状況になってくると株主優待の改悪とか配当金の減配のリスクがあるので危険かな思います。売上がないことには、利益も出せないので、気をつけておく重要なポイントです。

 

なので自分が今持ってる銘柄の業績を見て当てはまれば、もう損切りした方がいいのかなというふうに思います。

 

損切りを判断するか具体的な銘柄

 

ということで具体的に日産自動車の業績を見ていきたいとおもいます。

 

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日産2019年の売り上げから2020年の予想に関して、だいたい11兆5000億円から10兆円に減っているということで、だいたい10%ぐらい減収ということになってますね。

 

実際2020年が10%減収で2021年に関しても10%以上減収するような予想であれば、もう損切りの対象となるいうことですね。

 

2年連続の2ケタ減収じゃなくても、5年ぐらいじわじわずーっと5%ずつくらい下がっているような銘柄に関しても、損切りした方がいいかなと思ってます。

 

損切りのタイミング

 

損切りのタイミングについてなんですけど決算発表後です。既に四半期の決算が出た後ならもう損切りしてもいいかなと思います。

 

決算って3ヶ月に1回出されるので、次の決算まで持つというのもありなんですけど、直近で決算が出ててそれが悪い場合にはもうすぐ損切りしてもいいかなと思います。

 

基本的な損切りのタイミングというのは、3ヶ月に1回あるという感じですね。3カ月に1回の決算のタイミングで、損切りの審査が行なわれるというようなイメージですね。

 

日産を例に挙げてみると、

 

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2月13日の決算で下方修正となっているので、業績回復してい
ない。ちょっともう2年もの連続でとか待てないという人に関してはこの決算タイミングで、もう損切りしてしまうというのもありということですね。

 

ということで結論なんですけども

 

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含み損の株、業績が悪ければ損切りをする

 

業績が悪ければ損切りということです。

 

結局この原点に立ち返ることになるんですね。なので業績が見れずに大手企業を適当に何かねチャートとかで見て買うと、損が出た時に切っていいのかどうかわからないということになってしまうというわけです。

 

冒頭でも言ったんですけど業績っていうのが結果で表れたものがチャートになるので、重要なのは業績の方ですね。

売上が3年も4年も連続で2ケタ減収とかになってるという事は、もうそもそもビジネスモデルが今の時代に合ってないっていう可能性が高いですね。

 

売り上げは好調で利益がたまにドーンと減ってるって言うことがあるんですけど、例えば楽天の最近の特別損失ですね。リフトの株の分の損失。

 

あと野村證券でいうとリーマンブラザーズののれん減損による損失など。このあたりの特殊な要因で特別損失を計上したりするっていうのであれば、一過性のものなので理由がちゃんと分かっていれば、企業としての稼ぐ力というのは問題ないので損切りを必要ないという理論です。

 

また株価が下がったとしても再び回復する可能性が高いいうことですね。ということでぜひ自分の損切りするかどうか迷っている株があったら株探というサイトで、それで検索して売上の推移を見てみて、ずっと下がっているようであれば損切りしてしまうというのがおすすめです。

 

以上