▼コマツ(小松製作所:6301)株価まとめ
・コマツの株価2,200付近が買い時
・2019年7月の1Q決算は28%減益
・2019年10月の2Q決算は33.4%減益
・2019/10/30の決算で利益19%下方修正発表
【高配当株好きに朗報!】
高配当株を1株から買いたい人がみんな使っている「ネオモバ」が今熱い!
Twitterでも話題で、高配当のつみたてが人気です!
なんと月額220円で始められます。
コマツ(6301)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
スポンサーリンク
コマツの株価
株価:2,619.5
PER:13.34倍
PBR:1.34倍
配当金:110円
配当利回り:4.9%
2019/10/30のデータ
事業内容
建設機械で世界2位。アジアでも幅広く展開。
IT活用強み。
知る人ぞ知る、小松製作所です。
ちなみに建機業世界第1位はアメリカの「キャタピラー」です。
コマツの株価の特徴としてはキャタピラーの株価にかなり似た動きになります。
キャタピラーの動向にも注目すると、コマツの株価を予想しやすくなります。
▼コマツ
▼キャタピラー
事業セグメント
・建設機械・車両:91%
・産業機械他:7%
・リテールファイナンス:2%
コマツは91%が建機業ですね。
海外比率は「84%」と、かなり高めになっています。
▼コマツはグローバル企業?(公式サイト)
http://www.komatsu.co.jp/CompanyInfo/ir/individual/about/global.html
コマツの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
コマツの株価は下落し、高配当に。
結構優良企業なんですが、株価にはそこまで反映されていませんね。
2018年1月の株価がかなり上昇していますが、このときは「中国向けに受注がかなり伸びるぞ!」とみんなが期待感を持っていたときです。
コマツの株価が「2,200円」になれば相当割安水準で買い時です。
2020年の1株あたり利益や年初来安値を考慮してもそのあたりが目安になります。
最近は米中貿易摩擦の影響を激しく受けており、業績は伸び悩んでいます。
逆に考えれば米中貿易摩擦が解消すれば一気に買いが入るので割安という見方も。
2019年9月末にはゴールドマン・サックス証券が投資判断を「中立」から「買い」に格上げしています。
「将来の回復可能性を一切見越していない。あまりに売られすぎ」という見方のようです。
スポンサーリンク
経常利益の推移
2020年利益予想を3170億円→2570億円に下方修正。
2015年:2360 億円
2016年:2048 億円
2017年:1664 億円
2018年:2918 億円
2019年:3774 億円(過去最高)
2020年:2570 億円(会社予想)
米中貿易摩擦の摩擦の影響で減益となり、下方修正を発表しています。
やはり中国向けに受注が伸び悩んでいるようです。
コマツの配当の推移
コマツの配当性向は58%
2016年:58 円
2017年:58 円
2018年:84 円
2019年:110 円
2020年:110 円(会社予想)
過去の推移を見るとコマツの配当性向は「約40%~50%」です。
今すでに高めの配当性向になるので、業績が改善しなければ今後の増配は難しそうです。
財務状況
自己資本比率:49.36%
有利子負債自己資本比率:33.13%
ROE:14.74%
ROA:7.32%
EPS:271円
流動比率:181.64%
財務状況は問題なし。
ROEとROAが高く、経営が優秀と分かります。
自己資本比率も40%超えれば優秀とされているので、問題なしです。
売上営業利益率比較(2020年予想ベース)
- コマツ:11.29%
- 日立建機:9.05%
コマツの株主優待
コマツオリジナルのミニチュアがもらえる。
条件が若干厳しく、基準日(3月末)に300株以上保有、かつ、保有期間が3年以上です。
優待狙いで買う人がどれぐらいいるのかわかりませんが。笑
ユニークですね。
まとめ
コマツは優良企業。
会社としては素晴らしいんですが、米中貿易摩擦が相当痛いです。
キャタピラーも減益の決算となっています。
これまで中国で建機業がイケイケだったのですが、最近は全盛期ほどの伸びはないので停滞しているように感じます。
とはいえキャタピラーはコマツの2倍の売上があるので、コマツもまだまだ売上が伸びる可能性は秘めています。
ここ最近は減益決算を発表しているので、しばらくは様子見して株価2,000円付近になったらコツコツと買い集めたいですね。
実力は確かなので今後に期待です。
以上。