最近、株を始めた方やこれから始めようと思っている方で「なんか株よくわかんない」「何からやったらいいのかもさっぱりわかんない」と思っている方は、役に立つ情報をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
株初心者は何からやればいいか?
株初心者の方は、投資方法とはなんですか?と思っている方がいると思います。もう1つは多くの人が勘違いしている株式投資の真実について解説します。
スポンサーリンク
株初心者は10年チャートが右肩上がりの銘柄を買う
10年チャートが右肩上がりの株を買うことをおすすめします。とてもシンプルな手法です。
「ヤフーファイナンス」というサイトを使います。こちらサイトを使って、あなたが買おうと思っている会社の名前を検索します。
検索するとチャートが表示されます。チャートっていうのはこれまでの株価を表したものです。
チャートは10年という長い期間で見ることが重要です。短期間で見てはいけません。10年という長いスパンで見て、「その会社はずっと成長し続けているのか?」というのがすぐにわかります。
本当は業績やEPS(1株当たりの利益)の推移などを詳細を見る必要があります。そうは言っても、初心者の方は詳しくないと思います。
10年チャートを見ることで十分です。
業績などを目に見える形にアウトプットしたものが10年チャートです。
よくわからないという人におすすめなのは、「ニトリ」「エムスリー」「日本M&Aセンター」などの会社です。
上記の画像の会社は、10年チャートを見ると、きれいに右肩上がりになっています。ここで多くの人が、勘違いしていることがあります。
株価が上がりすぎている株は危ないイメージを持っている人が非常に多いです。しかし、これは完全に逆です。
株価が右肩上がりになるのは業績が右肩上がりという証拠です。業績が右肩上がりの会社は極めて安全です。
業績が伴わない場合は危険ですが、10年という長い期間で見て、ずっと成長を続けているのは会社は素晴らしいです。
おすすめできない銘柄は低価格で買える株
あまりおすすめ出来なくて、株初心者が買いがちなのは「ランド」です。
「ランド」は価格が安いため、かなり有名な株です。だいたい900円で買える人気株です。価格が安すぎる株はおすすめできません。
なぜ上下に激しく動く形のチャートになるか?というと、業績があまり伴っていないからです。株初心者の人は株を買って「いつか上がるんじゃないか」と幻想を抱きやすいです。
しかし、株価が上がることはほぼありません。絵に描いた餅だと思ってください。
スポンサーリンク
知名度だけで株を買わない
もう1つ多くの人が勘違いしていることがあります。日本の会社大きな会社とりあえず買うことです。
初心者の方が思う日本で大きな会社は「トヨタ自動車」です。日本で一番大きな時価総額を持っている企業というのは間違いありません。
しかし、「トヨタ自動車」の10年チャートを見ると株価は上がっていません。
例えば、「エムスリー」は2015年に買った人は、当時株価は1000円で、今7000円なので大体5年間で、約7倍に成長しました。
この時、「トヨタ自動車」の株を2015年に7000円ぐらいで買っていた人は、いまだに7000円ぐらいで株価が上がっていません。
単純に売上が上がっていないだけでなく、機会損失もしています。つまり、時間の損失もしています。
株初心者の人は横ばいのチャートを見て、「そろそろ上がりそう」「なんとなく上がりそう」と思ってしまう方が多いです。
僕も最初そう思っていました。横ばいの時に株を買ってあまり儲かりませんでした。そのため業績などの詳細を見るようになりました。
スポンサーリンク
まとめ
銘柄を知名度だけで選んではいけません。
株初心者の方は「大手企業だから大丈夫だろう」と思いがちです。大手企業だから大丈夫という時代はすでに終わっています。
日本の国全体が成長していた時期は、どの銘柄を買っても全部上がっていました。今はアメリカや中国、インドなどが強いです。
そのため、日本の中でもしっかり伸びる企業と伸びない企業が二極化しています。しっかり伸びている会社の株を買うことが非常に重要になります。
本当に細かく説明すると業績の話が出てきてしまいます。しかし、株初心者の方は一旦置いてもらっていいです。いきなり全部詰め込もうとすると、株のことを嫌いになってしまうと思います。
まずは、10年チャートを見て右肩上がりの企業を選べば、変な株をつかむリスクが下がります。つまり、負ける確率が減って勝率が上がります。
以上