東芝(6502)の株の買い時について考えてみようと思います。
何かと話題豊富な東芝ですね。笑
とはいえ文句なしに知名度は高いので
・東芝株がどうなるのか気になっている人
・東芝株で大儲けを狙っている人
そんな人のために東芝の今後などまとめました。
東芝(4967)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
基本データ
株価:3,355
PER:2倍
PBR:1.1倍
配当利回り:0.7%
2018/10/05のデータ
東芝の事業内容
総合電機大手。
家電、重電機、軍事機器、鉄道などを展開。
今はアメリカの原子力事業は撤退しています。
そして2018年6月にメモリ事業の売却も完了しています。
その売却益は「約2兆円」です。
原子力事業の莫大な赤字を補填するために仕方なく売却したようです。
東芝のメモリ事業はサムスンについで世界第2位の規模でした。
「東芝といえばメモリ」といえるほど有名でしたし、収益源だっただけに、なぜ東芝はメモリ事業を売却したのかという波紋を呼んでいます。
これに関しては複雑な"大人の事業"がいろいろあるのでしょう。笑
事業別セグメント情報
参照:https://www.toshiba.co.jp/about/ir/jp/finance/segment.htm
現在はストレージやデバイス事業がメインですね。
・メモリ売却
・原子力撤退
・DynabookなどのPC事業もシャープに売却
正直東芝ってなんの会社なの?という状態です。笑
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東芝の株価の推移
▼10年チャート
2,000円を割ったら買い時。
かなり株価が荒れてます。
これだけ粉飾決算をやって東証2部に降格までしてと話題豊富なので、2,000円は心理的な支えのラインになるでしょう。
東芝の最終利益の推移
2018年に黒字転換。
2015年:-378億円
2016年:-4,600億円
2017年:-9,656億円
2018年:8,040億円(過去最高)
2019年:10,700億円(会社予想)
メモリ事業を売却したおかげでとりあえずは最終利益、黒字転換です。
今後がどうなるかというところが一番の焦点ですね。
東芝の財務状況
自己資本比率:17%
有利子負債:15%
ROE:698%
EPS:162円
ROEが698%とかいう見たことない数字になっているんですけど。笑
なんだかんだいろいろあったけど、なんとかなっているという感じでしょうか。
(見た目上は)
東芝株の今後とまとめ
東芝株は2000円を割ったら買っても良い。
逆に言えば2000円より株価が上の間は絶対買わないほうがいいです。
PERが2倍という超割安株です。
ですが「東芝」という会社自体の信用が極めて低いので、積極的には買いにくいです。
もはや企業として存続していること自体よくわからないです。笑
みんなの反応が最初は「あの東芝が!?」という感じでしたが今では「ああ、また東芝か」という感じになっていますね。笑
東証一部昇格とかなれば東芝株で大儲けできるでしょうが、かなりリスキーなのでやめたほうが良いです。
東芝株の今後
東芝の今後としてはメモリ売却がどうでるかという点に注目が集まっています。
しばらくは様子見で手出し無用です。
今の株価では買う必要性は全くありません。
なんだかんだいろいろありましたがやはりなかなか潰れることはないのが現状なので2000円を割ったら100株ぐらい記念に買っても問題ないかと思います。
時間が経つと結局みんな過去の出来事なんて忘れてしまいます。
東芝という会社の今後の経営が評価されれば、株価はじわじわ上昇していくでしょう。
以上。