株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

日清食品(2897)株価分析。人気優待ランキング4位!

 

 

今回は日清食品ホールディングス(2897)の株価を分析していきたいと思います。

 

日清食品の優待は野村グループの読者アンケートで人気優待ランキング4位にランクインしています。

(東証×野村IR共同:株主優待企画展2019年)

 

 

▼10秒で分かる日清食品株まとめ 

・優良企業

・2019年は減収減益予想

・優待+配当利回りは低め

・株の買い時は株価「6,000」以下

・即席麺シェア50%超で圧倒的競争力

 

 

 

 

日清食品(2897)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

スポンサーリンク

 

 

日清食品の株価

株価:6,830

PER:27倍

PBR:2倍

配当金:110円

配当利回り:1.6%

 

2019/01/24のデータ 

 

 

日清食品の株価は少々割高ですね。

 

 

日清食品の事業内容

f:id:home1990:20190124213809j:plain

参照:https://www.nissin.com/jp/products/

 

 

即席ラーメンの元祖。

・即席麺の製造および販売

・チルド食品の製造および販売

 

などなど。

 

カップ麺の国内シェア5割超。

 

言わずと知れた大手食品メーカーです。

 

 

事業セグメント

 

即席麺、チルド冷凍食品:85%

その他:15%

 

 

その他には飲料事業や海外の売上を含みます。

 

 

▼欧州や中国向けに力を入れています

f:id:home1990:20190124215220j:plain

参照:https://www.nissin.com/jp/ir/financial/segment/

 

 

日清食品の株価の推移

▼10年チャート

f:id:home1990:20190124215459g:plain

 

▼1年チャート

f:id:home1990:20190124215505g:plain


2018年はかなりボラがありますね。

 

2013年と比べると株価が2倍になっています。

 

2017年から調整もなく日清食品の株価が上げ続けているので6,000を割れてもおかしくはないですね。

 

 

日清食品の最終利益の推移

f:id:home1990:20190124220136j:plain

 

営業利益はプラス予想だが最終利益は減益予想。

 

2015年:185 億円

2016年:268 億円

2017年:235 億円

2018年:291 億円(過去最高)

2019年:260 億円(会社予想)

 

売上も600億円下がる予想となっています。

 

2016年の利益とほぼ同じになるので、株価「5,500~6,000」が適正ですね。

 

 

日清食品の財務状況

自己資本比率:62.37%

有利子負債自己資本比率:6.32%

ROE:8.2%

EPS:279.52円

流動比率:125.44%

 

 

財務状況に問題なし。

 

自己資本比率も高く、借金もほとんど無いですね。

企業として財務は安定していると言えます。

 

 

日清食品の株主優待

f:id:home1990:20190124221233j:plain

参照:https://www.nissin.com/jp/ir/investors/preferential/

 

100株保有で年間1回3,000円相当の自社製品詰め合わせがもらえる。

 

299株以下の方は優待の権利月は3月のみです。

 

300株以上保有の方は「3月、9月」が優待の権利月となります。

 

現在の株価で計算すると配当利回りは「約0.4%」です。

 

利回りは結構低めです。。笑

 

 

スポンサーリンク

 

 

まとめ

 

優待狙いで買うには株価本体が高く、利回りが低い。

 

日清食品の株を買うなら株価6,000円割れまでは待ちたいところです。

 

68万は手軽に優待狙いで買うという感覚ではないですね。笑

 

来期減収減益予想ですが、カップ麺のジャンルにおいては圧倒的シェアをほこっているので競争力はかなり高く、そこまで気にする必要はないと考えています。

 

また、財務が安定している点もかなり評価できます。

 

「食」に関する企業なのであまり景気に左右されないというメリットがあります。

 

よく株初心者は飲食系の株を狙えなどと言われたりします。 

 

企業としては素晴らしいのであとは割安感がでるまで待つだけですね。

 

 

以上。