今回はヤーマン(6630)の株価を分析していきたいと思います。
ヤーマンの株主優待は大人気ですが、株主優待改悪で株価が下落中です。
そんなヤーマン株を買っても良いのかどうか、考察していきます。
▼10秒で分かるヤーマン株
・業績は好調
・中国関連の波に乗って株価が上昇しすぎていた
・株主優待も改悪し、ようやく適正な評価に戻ってきた
・割安感も出てきて業績も良いので買っても問題ない
ヤーマン(6630)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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ヤーマンの株価
株価:1,160
PER:16倍
PBR:5倍
配当金:3.6円
配当利回り:0.3%
2019/03/28のデータ
ヤーマンの事業内容
美顔器や痩身器具など家庭用美容、健康機器メーカー。
ヤーマンといえば美顔器ですね。
数年前、中国関連銘柄が爆上げしていたとき、美顔器が飛ぶように売れているということでヤーマンの株価も上昇していました。
事業セグメント
ヤーマンは大きく3つのセグメントに分類されています。
・通販部門
テレビによる販売、カタログ通販会社およびインターネット専売業者への販売
・店販部門
家電量販店、免税、百貨店、バラエティショップなどへの販売
・直販部門
雑誌、新聞、ウェブなどの媒体を利用した個人顧客への直接販売
店販売が売上の44%を占めています。
ヤーマンの株価の推移
▼5年チャート
▼1年チャート
ヤーマンの株価は1年間で約2分の1に。
1年前25万円だったヤーマンの株価は現在では12万円ほどです。
これは以前株価が上がりすぎていたというのが正しいですね。
現在PER16倍と、さすがにそろそろ割安感も出てきて買い時といったところです。
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ヤーマンの経常利益の推移
利益は過去最高を更新する予想。
第3四半期の時点で進捗率76%で、通期業績予想は据え置きでした。
市場の予想はもう少し上だと思っていたので失望売りが出ています。
ヤーマンの財務状況
自己資本比率:71.88%
有利子負債自己資本比率:5.13%
ROE:32%
EPS:59.62円
流動比率:352.1%
財務状況はかなり健全。
自己資本多め、負債少なめ、短期の支払い能力問題なし。
ROEも32%とめちゃくちゃ高いです。
このROEの高さは日本企業のTOP100位以内です。
ヤーマンの株主優待
100株で2年未満保有なら5,000円相当の自社商品。
ヤーマンの株主優待はかなり人気です。
楽天証券が発表しているの4月優待ランキング1位です。
GMOクリック証券では2位。
しかし残念なことに2019年4月の優待より以下のように変更されました。
【変更前】
100株以上:1万3000円相当
500株以上:4万6000円相当
【変更後】
100株以上
2年未満:5,000円相当
2年以上:1万円相当
500株以上
2年未満:1万4,000円相当
2年以上:2万円相当
いや~これはヤーマンの株主優待改悪ですね。
というか、もともと優待利回りが良すぎたとも言えますが。笑
最近本当に株主優待の改悪が多いのでヒヤヒヤします。
▼ヤーマンの過去の優待一覧
https://corporate.ya-man.com/category/ir/stock/benefit/
気になる方用に公式サイトのリンクを貼っておきます。
これを見ると「やっぱり株主優待って良いな」とわくわくしますね。
まとめ
ヤーマンは株主優待改悪したが業績が良いので買い。
個人的にはいい感じに下がってきているように見えます。
以下、僕のヤーマン株に対する考察です。
・今まで優待が良すぎた
・中国関連の波に乗って株価が上昇しすぎていた
・株主優待も改悪し、ようやく適正な評価に戻ってきた
・業績は良いので買っても良い
ヤーマンの株価に関しては、今までが高すぎた。
というべきでしょう。笑
今後は優待狙いの人は長期ホールド推奨です。
12万円ぐらいで買えますし、今後また中国関連の波が来るかもしれないので期待は持てますね。
以上。