ヤフー(4689)株価分析。
▼ヤフー株価まとめ
・業績はほぼ横ばい
・株価300円割れか、材料が出るまではヤフー株は買いではない
ヤフー(4689)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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ヤフーの株価
株価:325
PER:22.05倍
PBR:2.02倍
配当金:8.86円
配当利回り:2.7%
2019/07/19のデータ
事業内容
ネットサービス国内先駆。ネット広告、ECが柱。決済など金融領域育成。
「Yahoo」といえば、「Google」と同じく検索だけにとどまらず、様々なビジネスを展開しています。
事業セグメント
コマース:68%
メディア:32%
コマースには以下が含まれます。
・ヤフオク!
・Yahoo!ショッピング
・Yahoo!プレミアム
・決済金融
メディアというのは、ヤフーのサイトを見ると広告が入っていると思いますが、あの広告からの利益のことです。
▼ちなみにYahoo検索トップページの広告料は1,250万円~らしいです。笑
すごいビジネスですね。
ヤフーの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
ヤフーの株価は下落中。
何かと話題は豊富なヤフーですが、2014年の高値をピークにそこからじわじわ株価は下落しています。
チャート的にも「300円」を割れるとさすがに割安ですね。
ファンダメンタルズ的にも、EPS(=1株あたり利益)を考慮すると2016年の半分ぐらいのEPSなので、「250円~300円」なら納得感はあります。
ソフトバンクグループ(9984)の子会社ということもあり、ソフトバンクの動向にかなり左右される銘柄でもあります。
特にこのあたりは孫正義さんがコントロールしているのでよく仕掛けてきます。笑
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最終利益の推移
2016年に過去最高を達成後、減益。
2016年 1,716 億円
2017年 1,365 億円
2018年 1,311 億円
2019年 786 億円
2020年 820 億円
ヤフーの株価が下落する理由はこの業績にあります。
とはいえ、個人的にはPayPayにかなり期待しています。
キャッシュレス化は政府が力を入れいていますし、金融事業はヤフーとしても力を入れている分野になるので今後が楽しみです。
今はまだ投資段階で、業績に反映されるまではまだまだかかるでしょう。
財務状況
自己資本比率:33.68%
有利子負債自己資本比率:26.3%
ROE:8.6%
ROA:3.1%
EPS:14.74円
ROEとROAが平均的です。
インターネットビジネス系は割とROEとROAが高い企業が多いので、もう少しがんばってほしいところです。笑
ROE10%以上、ROA5%以上あれば収益性も高い企業だと分かるので、株価が下がれば割安と判断でき、買いやすい株になってきます。
まとめ
決算で業績回復するか、300円割れたらヤフー株は買い時。
今の段階ではあまり買い材料がないのでヤフーの株価も横ばいですね。
業績もそんなに劇的に改善されているわけでもありませんし。
PayPayの成果が業績に反映されるか、孫正義さんが何かしら仕掛けてくるか、とにかく動きが出るまでは様子見です。
「連結子会社化」、「TOB」など、かなりややこしい話が多いのがソフトバンク、ヤフー、アスクルです。笑
とにかく、材料を待ちましょう。今焦って買う株ではないです。
以上。