今回は東京ドーム(9681)の株価と今後の見通しについて考察していきたいと思います。
東京ドームの株主優待がほしいけど業績とか東京ドームの今後ってどうなの?と気になっている方の参考になればと思います。
東京ドーム(9681)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
基本データ
株価:1,039
PER:16倍
PBR:0.9倍
配当利回り:1.1%
2018/11/30のデータ
東京ドームの事業内容
ドーム球場や遊園地を運営。
ホテル含む東京ドームシティが主力。
その他、ホテル等。
事業別セグメント情報
東京ドーム:77%
流通:9%
不動産:2%
その他:12%
東京ドーム事業って何?となりますが、以下です。
野球の試合や遊園地の収入ですね。
東京ドームの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
2014年からずっと「1,000円」で横ばい。
ここまで横横のチャートだととりあえず「1,000円」を目安にすれば良いので買いやすいですね。笑
逆に、1,000円以上では買いたくない株です。
東京ドームの経常利益の推移
利益もほぼ横ばい。
2015年:91 億円
2016年:106 億円
2017年:107 億円
2018年:100 億円(過去最高)
2019年:88 億円(会社予想)
2018年に過去最高を達成しているものの、2019年は減益予想です。
売上も2015年からほぼ横ばいです。
東京ドームの財務状況
自己資本比率:34%
有利子負債自己資本比率:133%
ROE:8%
EPS:85円
配当金:12円
財務状況は良くない。
自己資本比率が低く、有利子負債が多いので、積極的には買いにくいですね。
個人的には少なくとももっと割安水準にならないと買いたくはないです。笑
東京ドームの株主優待
500株で「東京ドーム株主優待チケット 10point」と「東京ドーム500円優待券6枚」がもらえる。
東京ドームの株は100株保有では残念ながら何ももらえません。
また、長期優待制度を受けるには2,000株以上からとなっています。
あまり株主にやさしいとは言えませんね。笑
東京ドーム株の今後の見通し
東京ドームは会社予想通り減益になる見込み。
理由は以下です。
当期に行った設備投資により減価償却費が増えることや、熱海後楽園ホテルタワー館の隣接地に平成31年春オープン予定の新施設に関連する費用も発生する見通しであります。
この結果、売上高は838億円(前年同期比0.1%増)、営業利益は101億円(前年同期比11.3%減)、経常利益は88億円(前年同期比12.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は60億円(前年同期比26.1%減)となる見通しであります。
▼東京ドームの中期経営計画(2017年~2021年)
2021年に営業利益「130億円」を目指すようです。
東京ドームの営業利益の過去最高は1997年の「156億円」なのでもう少しがんばってほしいですね。
ここ数年で過去最高益を更新している企業が多いことを考えると、東京ドームの今後に期待というのは難しそうです。
以上。