今回はソニー:SONY(6758)の株価を分析していきたいと思います。
2019/02/01に決算を出し、ソニーの株価は暴落しています。
そんなに悪い決算ではなかったですけどね。。
▼10秒で分かるソニー株まとめ
・通期業績下方修正
・スマホ事業と金融が大きくマイナス
・それでも過去最高益更新予想
・株価「4,700円」以下は買い時
ソニー(6758)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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ソニーの株価
株価:4,713
PER:7.1倍
PBR:1.5倍
配当金:35円
配当利回り:0.7%
2019/02/07のデータ
ソニーの事業内容
電気機器大手。
・イメージセンサー
・ゲーム
・映画
・音楽
・金融
などなど、いろんな分野の事業が存在します。
事業セグメント
参照:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/download/sony_group_summary_J.pdf
ゲームが主力事業で約22%を占める。
かなりいろいろな分野の事業があるので構造的にはわかりにくいですね。笑
「ゲーム」と「金融」の収益が大きく関係しているということは知っておきましょう。
ソニーの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
2019/02/07に年初来安値更新(4,704円)
決算の影響を受けてソニーの株価は下落。
年初来安値を更新してしまいました。
3Qの時点で進捗率は94.6%とかなり高くなっています。
3Qの決算そのものはコンセンサスを上回って好調でしたが、通期下方修正しているのがソニーの株価が下落する理由です。
ソニーの経常利益の推移
経常利益を9750億円→9500億円に下方修正
2015年:397 億円
2016年:3,045 億円
2017年:2,516 億円
2018年:6,990 億円(過去最高)
2019年:9,500 億円(会社予想)
業績そのものは過去最高更新予想ですが、従来の2.6%の下方修正です。
5,500円→4,700円は流石に下げすぎだと思いますけどね。笑
リバウンドを狙って逆張りでインするも、耐えきれずに損切りしてしまった人も多いんではないでしょうか。
▼決算説明資料
参照:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/presen/er/pdf/18q3_sonypre.pdf
スマホ事業と金融事業のマイナスが目立ちますね。
エクスペリア、あんまり売れてないみたいです。
とはいえPERも7倍ほどなので、普通に考えればソニーの株価はかなり割安です。
ソニーの財務状況
自己資本比率:15.56%
有利子負債自己資本比率:43.54%
ROE:18%
EPS:388.32円
流動比率:92.09%
財務状況は特に問題なし。
自己資本比率がかなり低めになっていますが、ソニーは金融業もやっているのでこれぐらい低くても問題ありません。
ROEが18%はかなり高いですね。
8%あれば良いとされているので、優秀です。
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まとめ
ソニーの株価はさすがに割安すぎる。
実際、株価は業績というよりは未来への期待によって上昇するので「下方修正」でソニーの株価が下落する理由も分かるといえば分かりますが。
それにしても割安ですね。笑
任天堂も最近かなり株価が下落していますし、しばらくすればリバウンドしてくると思うので底打ちするまでは様子見です。
以上。