セブン銀行(8410)株価分析。
▼セブン銀行株価まとめ
・配当性向40%
・事業規模が巨大
・株価の下値メドは230円
・中期経営計画をしっかり立てている
→配当狙いにはちょうど良い銘柄
セブン銀行(8410)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
スポンサーリンク
セブン銀行の株価
株価:282
PER:25.38倍
PBR:1.58倍
配当金:11円
配当利回り:3.9%
2019/06/20のデータ
3万円以下で購入できるのでお手軽ですね。
セブン銀行の事業内容
提携金融機関からのATM手数料が柱。
セブンイレブン店舗中心に2.5万台超、海外展開も。
コンビニとATMのシナジーが半端じゃない、そんなビジネスです。
事業セグメント
セブン銀行の事業は以下のようになっています。
国内事業セグメント
ATMプラットフォーム事業
決済口座事業
海外事業セグメント
米国、アジア中心にATM事業展開
国内ではATM約2万5,000台。
海外にもATMを1万3,000台ほど設置しています。
▼ATM台数の推移
参照:https://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2019/pdf/20190510_J3_PR.pdf
ATMの台数は増えていますが、利用者は年々減っているのが分かりますね。
セブン銀行の株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
セブン銀行の株価は下落中。
業績はそこまで悪くないです。
1株あたり利益(EPS)を計算しても下値は230円ぐらいを見ておけば問題ないです。
スポンサーリンク
セブン銀行の経常利益の推移
業績はやや減少。
2016年:371 億円
2017年:367 億円
2018年:383 億円
2019年:407 億円(過去最高)
2020年:397 億円(会社予想)
びっくりするぐらい悪化しているわけではないのでこの程度なら問題ないですね。
セブン銀行の配当の推移
2020年配当予想は未定。
2016年:9円
2017年:9円
2018年:10円
2019年:11円
配当は未定ですが、配当性向は40%を目指すそうなので、おそらく11円です。
▼決算説明資料にも「配当性向40%」と記載されています
参照:https://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2019/pdf/20190510_J3_PR.pdf
2018年→2019年で1株あたり利益が「21円→11円」と、半分になっていましたがしっかり配当は実施しています。
つまり、今後業績が悪化したとしても配当はキープする可能性が高いです。
2020年の1株あたり利益の予想は「22.5円」と、過去最高を更新する予想です。
素晴らしいですね。
セブン銀行の財務状況
自己資本比率:18.61%
ROE:6.2%
EPS:11.11円
財務状況は問題なし。
銀行株なので有利子負債は0円です。
まとめ
セブン銀行は安定した高配当銘柄。
セブン銀行は今後「7pay、nanaco、海外事業」などに力を入れていくようです。
参照:https://www.sevenbank.co.jp/corp/news/2019/pdf/20190510_J3_PR.pdf
セブンイレブンという国内最大級の小売業の上に成り立っているので、やはり安定性は高いですね。
2019年秋から次世代ATMで運用効率を追求していくようです。
決算説明資料を見ても他のメンガバンクよりイケてると感じるので、配当狙いで寝かせておくにはかなりいい銘柄ですね。
フィンテックに力を入れない銀行に未来は無いと思いますが、セブン銀行はこのあたりがかなり柔軟です。
セブン銀行にお金を預けるならセブン銀行の株を買いましょう。笑
以上。