株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

大林組(1802) 株価分析。高配当だが割安の業界1位

 

 

▼大林組(1802)株価まとめ

・割安高配当

・いつ反発してもおかしくない

・業績は過去最高を更新する可能性あり

 

 

 

 

大林組(1802)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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大林組の株価

株価:976

PER:6.19倍

PBR:0.91倍

配当金:32円

配当利回り:3.28%

 

2019/08/29のデータ 

 

 

事業内容

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参照:https://www.obayashi.co.jp/

 

スーパーゼネコンの一角。

関西発祥。関西圏に強み。

 

 

スーパーゼネコンといえば以下の5社です。

 

  • 大林組
  • 清水建設
  • 鹿島建設
  • 竹中工務店
  • 大成建設

 

大林組の代表的な施工物件は東京スカイツリー、梅田スカイビルです。

 

大林組はスーパーゼネコンの中で売上第1位。

 

 

事業セグメント

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建設:95%

不動産:2%

その他:3%

 

さすが建設業というだけあってほとんどが建設からの売上です。

 

 

▼大林組といえば宇宙エレベーター

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参照:https://www.obayashi.co.jp/recruit/shinsotsu/challenge/spaceelevator.html

 

個人的には2050年に完成を想定している「宇宙エレベーター」 が気になります。笑

 

理論的には実現可能と言われているようです。

 

技術力の高さをアピールするという意味でも挑戦しているのでしょうね。

 

 

大林組の株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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大林組の株価は割安水準。

 

業績は過去最高に近いですが、株価はいまいち反応していません。

 

建設業界の今後の人件費の高騰や資材コスト増加が懸念されて大林組の株価は上がりにくい状況です。

 

これは大林組だけでなく建設業全般に言えることですが。

 

 

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経常利益の推移

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業績は過去最高更新する可能性あり。

 

2016年:1112 億円
2017年:1401 億円
2018年:1439 億円
2019年:1630 億円
2020年:1565 億円(会社予想)

 

会社予想は過去最高を下回る予想となっていますが、2019年8月に出した1Qの決算は8%増益と好調なスタートでした。

 

ゼネコンの特徴として、4Qが繁忙期のため受注が集中します。

 

その特性を考えると最終的には過去最高更新していた、という可能性はあります。

 

ちなみに2012年から連続増益で好調です。

 

 

財務状況

自己資本比率:34.72%

有利子負債自己資本比率:35.4%

ROE:15.6%

ROA:7.5%

EPS:157.65円

流動比率:117.14%

 

財務状況は問題なし。

 

ROEとROAが高いのが良いですね。

 

配当性向は20%と、まだまだ増配余力はあります。

 

 

まとめ

 

大林組の株価は割安でいつ反発してもおかしくない。

 

 

ゼネコン全体的に非常に割安で高配当です。

 

日経平均株価が全体的に上がっていけばすぐに買われると思いますが、今は微妙な時期です。

 

大林組は関西に強みがあるので2025年の大阪万博も関わる可能性が高く、買い材料はあります。

 

  • 業績も悪いわけではない
  • 高配当
  • ROEやROAが高く企業としての実力もある

 

これらの材料があるのでいずれ反発する、そのときを待ちたいですね。

 

 

以上。