株の買い時を考えるブログ

株歴7年目。株式投資ブログ。個別銘柄分析、株の買い時考察など。

NISAで買ってはいけない株ランキングベスト3

NISAで買ってはいけない株ランキングベスト3ということで、最近株をやり始めた方でNISAを使って株を買うときに注意しておく銘柄があります。何を買ってはいけない株か?わからない方や知らない方はぜひ参考にしていただければ幸いです。

 

 

NISAで買ってはいけない株ランキングベスト3

 

証券会社のNISAランキングに入っていても、買ってはいけない、買わない方がいい銘柄が含まれているので注意してください。

 

そして、今回のデータは実際のSBIのNISAのランキングから引用しています。ぜひ参考にしてみてください。

 

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第1位:原油ダブル・ブル

第1位は原油ダブル・ブルです。

 

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原油ダブル・ブルETF上場投資信託)となっております。シンプルに原油価格に連動したETFです。原油価格が下がってきているときに、「そろそろ上がるんじゃないか」と思う人が増えるため、NISAランキングによく入ります

 

このETFが1位であるのは、誰もが納得だと思います。原油価格が上がるか下がるかという予想は非常に難しいです。

 

もし原油ダブル・ブルのETFを買っている方が「めちゃくちゃ原油に詳しい」や「サウジアラビアに行ったことがある」人であれば話は別で、全然買ってもいいと思います。

 

最近、株を始めた方は原油ダブル・ブルを買わないほうがいいです。

 

原油価格の上昇下落を予想するのは、非常に難易度が高いです。そのため、わざわざ原油ダブル・ブルを買う必要は全くありません。これを買うくらいであれば普通の一般的な企業を買った方がいいです。

 

一般的な企業の株を買うことが、本来の積立NISANISAのあり方です。そのため、できるだけ長く1年以上保有することを前提とした銘柄を買うことをおすすめします。

 

第2位:日経ダブルインバース

 

第2位は日経ダブルインバースです。

 

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こちらも株ではなく、ETFと呼ばれるものです。日経ダブルインバースという銘柄は日経平均株価が下がると株価が上がる銘柄です。

 

そのため、日経平均株価が下がると思っている場合は、本来であれば日経平均株価の指数を空売りすることで利益が出ます。

 

しかし、「空売りをしよう」と思うと信用取引の口座を開設していないと空売りができません。日経ダブルインバースは日経平均株価が下がった時に、日経ダブルインバースの価格そのものは上がります

 

そのため、「日経ダブルインバースを買うこと」は「日経平均株価の指数を空売りすること」の代わりになります。日経平均ダブルインバースはリスクヘッジをできる銘柄です。

 

しかし、個人的には日経平均ダブルインバースが、NISAランキングにランクインすることは「ちょっとどうなのかな?」と思います。株をある程度を取引している経験者の方も同じことを思っているはずです

 

日経ダブルインバースを買うことは、ほとんどギャンブルに近いです。このETFは本当に上がるか下がるかだけです。

 

もし買うのであれば、日経ダブルインバースのような下がった時に上がる銘柄ではなく、普通の日経平均株価に連動する銘柄コード1570の日経平均レバレッジETFなどがおすすめです。

 

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なぜなら、株価をどの国も上げようとがんばっ経済政策などを取るので、国は基本的に株価を上げようとします。そのため、国の政策に逆らう形になるので、あんまりお勧めできないです。

 

しかも、日経ダブルインバースを買うとしても、短期で買うことになります。そのため、NISAみたいな長期投資向けの口座には、ったく適していません。むしろ逆のことをやっているので日経ダブルインバースは買わない方がいいです。

 

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第3位:配当利回り6%以上の大手企業

第3位は配当利回り6%以上の大手企業です。特に、細かい銘柄まで説明しません。「〇〇の株はやめとけ。」とまでは言いません。しかし、配当利回りが6%以上の銘柄は配当が高すぎます。

 

株式投資をやったことがない方は、わかりにくいかもしれないです。だいたい3%から4%。高くても、5%ぐらいまでを目安にしていただければいいと思います。

 

そう考えると、配当利回りが6%以上はちょっと危険だと思います。配当利回りが高いだけでも、株価がなかなか上がらなかったりすると利益が出ません。そのため、配当だけに釣られて株を買うのは、あまりおすすめできません。

 

NISAとは何か?

 

ここで株初心者さんのために「NISAとは何なのか」を解説します。

 

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NISAは利益が税金が非課税になる

 

NISAというのは税金が非課税になります。本来、ETF投資信託などは利益が出ると20%税金がかかります。

 

例えば、株などで出た利益が、1年間で10万円利益が出たとしても、実際手元に残るのは8万円です。つまり、税金で2万円引かれます

 

しかし、「NISAもしくは「積立NISA」であれば、利益に対してかかる20%の税金が特別に控除される仕組みです。

 

NISAと積立NISAの違い

 

NISA」と「積み立てNISA」の違いは、

 

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年間上限が「40万」か「120万」と運用期間が「20年」か「5年」とあります。その中で1番大きく違う部分は、株が取引できるかだと僕は思います。

 

NISAであれば株を取引できます。株はもちろん配当金株主優待ががもらえるので個人的にはNISAのほうがいいと思います。

 

積立NISAで買う場合は、アメリカ株指数に連動するS&P500の投資信託がおすすめです。

 

 

 

 

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まとめ

NISAランキングに入ってくる銘柄には、買ってはいけない株が多いです。基本的に「何を買ってはいけないか?」というのは、ランキングを見ていただければわかります。

 

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このトップ10に入っている銘柄は、結構危ないものが多いです。周りの株好きな方と話していても、このランキングはちょっとおかしいと感じます。

 

そのため、ちょっとしか株取引をやっていない多くの人は、株に対する知識があまりないと思います。そのため、「原油が下がっているからそろそろ上がるだろう」、「日経平均株価も下がっているから、そろそろ上がるだろう」で買ってしまうと思います。

 

しかし、価格を予想するようなプロでも難しいのです。そのため、ベスト3で紹介したような銘柄に手を出さないほうがいいです。NISAのあり方は財務諸表などを読んで、優秀な企業を買うことです。

 

原油が一気に下がって、「じゃあそろそろ上がるだろう」という買い方は、根本的に間違っています。もし知らなかった方はぜひ参考にていただきたいと思います。

 

 

以上