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キリンHD(2503)株価下落!配当利回りは約3%に

 

 

▼キリン(2503)株価まとめ

・キリンの株価は1,500円まで下落してもおかしくない

・オーストラリアの子会社が不調で業績は大幅減益予想

・ライバルのアサヒ(2502)は業績好調

 

 

 

 

キリン(2503)株価情報

それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。

 

 

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キリンの株価

株価:2,121.5

PER:11.56倍

PBR:2.03倍

配当金:63円

配当利回り:2.97%

 

2019/08/15のデータ 

 

 

キリンの配当は、高配当に分類される「利回り3%」ほどあります。

 

 

事業内容

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参照:https://www.kirin.co.jp/

 

ビール類シェア国内2位。

ブラジル撤退で海外はアジア、オーストラリアに専念。

傘下に医薬の協和発酵キリン。

 

ちなみにビールシェアNo1はアサヒ(スーパードライ)です。

 

ですが、2社のシェアはかなり拮抗しています。

 

知らない人も多いかもしれませんが、医薬の分野もてがけています。

 

 

事業セグメント

▼セグメント別売上

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参照:https://www.kirinholdings.co.jp/irinfo/finance/segment.html

 

 

▼セグメント別利益

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参照:https://www.kirinholdings.co.jp/irinfo/finance/segment.html

 

 

これを見ると海外の飲料事業が利益率が良いということが分かりますね。

 

あとは医薬の分野です。

 

キリンの株価が上昇するためには「海外でいかに売上を伸ばしていくか」がポイントになります。

 

 

キリンの株価の推移

▼10年チャート

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▼1年チャート

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キリンの株価は下落。

 

10年チャートが素晴らしい形をしていますが、業績が悪化していることを受けてここ最近では株価がかなり下落しています。

 

 

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経常利益の推移

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利益は大幅減益予想。

 

2015年:1281 億円
2016年:1406 億円
2017年:2337 億円
2018年:2468 億円
2019年:1230 億円(会社予想)

 

売上はほぼ横ばいです。

 

ここまで減益になっている理由として、会社説明は以下です。

 

ライオン飲料事業の資産価値の再評価による減損損失の計上により、税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益が減少する見込みです。

 

オーストラリアで飲料事業をしている「ライオン」という子会社がかなり不調ということで、足をひっぱっています。

 

一部事業譲渡に伴って評価額の見直しなどを実施。

 

ここが改善されないことには、キリンとしては厳しい戦いになりますね。

 

 

財務状況

自己資本比率:39.77%

有利子負債自己資本比率:45.3%

ROE:17.5%

ROA:6.98%

EPS:183.57円

流動比率:140.99%

 

財務状況は問題なし。

 

 

ROEとROAが高いのが良いです。

 

 

キリンの株主優待

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参照:https://www.kirinholdings.co.jp/irinfo/stock/yuutai.html

 

1~5のうちいずれか選択(100株)

  1. 一番搾り詰め合わせセット(合計4本)
  2. 清涼飲料の詰め合わせ(合計7本)
  3. キリンシティお食事券(1,000円相当)
  4. サッカー日本代表応援グッズ:マフラータオル
  5. 「キリン飲酒運転根絶募金」へのご寄付(1,000円)

 

キリンの株主優待を狙っている人からしたらかなり株価が下落してラッキーだと思います。笑

 

株主優待の権利月は毎年12月末です。

 

ちなみに1,000株保有すればもっと内容がグレードアップします。

 

 

まとめ

 

キリンの海外事業がどうなるかが注目。

 

 

ライバルのアサヒ(2502)は業績好調ですから、キリンとしてはどうにかしたいという状況でしょう。

 

ROEやROAなど、企業としては優秀なので海外事業に回復の兆しが見えれば買いですね。

 

EPSから考えればキリンの株価が1,500円になっても全然不思議ではないので、しばらく様子見で、決算をしっかり確認することをおすすめします。

 

 

以上。