▼キーエンス(6861)株価まとめ
・1Q決算は減益
・日本を代表する優良企業
・驚異の営業利益率50%超え
キーエンス(6861)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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キーエンスの株価
株価:59,530
PER:31.92倍
PBR:4.54倍
配当金:200円
配当利回り:0.34%
2019/08/16のデータ
キーエンスの株を買うには「約600万円」必要です。笑
キーエンスの株価は日本で2番目に高い株として知られています。
ちなみに第1位はファーストリテイリング(ユニクロ)です。
事業内容
FAセンサーなど検出・計測制御機器大手。
生産は国内工場軸に外注。
キーエンスは一言でいうと「工場自動化に特化したセンサーの会社」です。
工場で人がやっている業務をセンサーに置き換えて自動化してしまう、これをBtoBで販売しています。
特徴として、センサーメーカーでありながら自社で工場を持たず、全て外注化しており、キーエンスとしては営業機能のみを持ちます。
・スマートフォン
・自動車
・医薬品製造
・太陽電池
などなど、様々な分野でキーエンスの製品が支えています。
事業セグメント
電子応用機器の製造・販売100%
電子機器の製造、販売以外やっていません。笑
海外比率は54%です。
キーエンスの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
キーエンスの株価は基本的にずっと上がっている。
実力がすごいのは言うまでもありませんが、チャートもめちゃくちゃキレイです。
ただ、最近では米中貿易摩擦の影響で株価が荒れています。
キーエンスの株価はなぜ高いのか?
理由は以下の2つです。
・企業価値が上昇し、株価が上昇し続けている
・発行済み株式数が極端に少ない
▼発行済み株式数
同じくファーストリテイリングも発行済み株式数が少ないことが分かります。
前回「750万円」で分割しているので、それまでキーエンスの株価分割はなさそうです。
なぜキーエンスが分割しないのかに関しては、株主が増えることによる管理コスト増加を嫌っているかもしれませんね。
営業利益の推移
2015年:1757 億円
2016年:2013 億円
2017年:2189 億円
2018年:2929 億円
2019年:3179 億円(過去最高)
2020年:会社予想未発表
連続成長がすごいです。
しかし、1Qの決算では連結経常利益は前年同期比17.6%減となり、米中貿易摩擦の影響を受けていることが数字で分かります。
外的要因で一時的に減益になっただけなのでそこまで気にする必要はないかと思います。
▼キーエンスの営業利益率
キーエンスの何がすごいのかって、こちらの「営業利益50%超え」という点です。
営業利益率は業界にもよりますが、「20%」超えれば優良企業と言われています。
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財務状況
自己資本比率:94.77%
有利子負債:0円
ROE:15.23%
ROA:14.27%
EPS:1,864.91円
流動比率:1259.41%
財務状況は超優秀。
今まで100銘柄以上分析していますが、桁違いです。笑
・ROE→15%以上で超優秀
・ROA→10%以上で超優秀
いずれも超優秀のラインを超えており、素晴らしいですね。
株主から集めたお金を無駄なく使っており、経営の上手さが分かります。
まとめ
キーエンスは日本を代表する優良企業。
連続成長性、財務、ビジネスモデル、チャート、どれをとっても素晴らしいですね。
最強アメリカ株に対抗できそうな企業です。
▼日本長者番付
キーエンス創業者の「滝崎 武光さん」は第3位です。
キーエンスの株を買いたいですが少々お高いので、気軽に買えるぐらい資金をためたいものですね。笑
以上。