今回はカゴメ(2811)の株価を分析していきたいと思います。
▼10秒で分かるカゴメ株まとめ
・2019年は減益予想
・株価「2,900円」以下は買い時
・株主優待狙いで購入する人が84%
・株価上昇に期待している人はわずか28%
カゴメ(2811)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
スポンサーリンク
カゴメの株価
株価:3,110
PER:29倍
PBR:2.7倍
配当金:35円
配当利回り:1.1%
2019/03/29のデータ
カゴメの事業内容
トマト加工品の国内最大手。
飲料が稼ぎ頭。
米国などで業務用トマトを積極展開。
カゴメといえばトマト、野菜ジュース、ケチャップで有名ですね。
事業セグメント
・国内加工食品:75%
・農産品:5%
・国際:20%
加工食品が好調。
決算説明資料によると2018年までは野菜ジュースの売上が好調でした。
フィスコの業績予測では今後は野菜ジュースの売上が横ばいだろうとのことです。
カゴメの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
10年チャートは順調だったがここ数年軟調。
2018年の過去最高純利益を達成後、カゴメの株価は下落しています。
2019年の会社予想ではEPS(=1株あたり利益)が2桁減益となっているので、カゴメの株価が下落する原因となっています。
カゴメのEPS(1株あたり利益)の推移
参照:https://www.kagome.co.jp/company/ir/financial_highlight/
2019年のEPSは減少予想。
先程の10年チャートと見比べるとかなりシンクロ率が高いですね。笑
ということはEPSが上昇すれば株価もまた上昇に期待できます。
たまに業績が良いのにPERが低い銘柄もあったりしますが、カゴメは素直に業績が株価に反映されていると言えます。
予想利益と株価を照らし合わせると「2,900円」以下なら買い時といったところですね。
カゴメの財務状況
自己資本比率:52.54%
有利子負債自己資本比率:36.23%
ROE:11.3%
EPS:130.03円
流動比率:187.52%
財務状況に問題なし。
ROEも11%と、若干高めになっているのが嬉しいですね。
(日本企業の平均ROEは8%です。)
※ROE=株主から集めたお金をどれだけ有効活用できているか
カゴメの株主優待
100株を半年以上保有で2,000円相当の自社製品セットがもらえる。
カゴメの株主優待は6月末権利月です。
【株式継続保有期間半年以上】
・100株:2,000円相当
・1,000株:6,000円相当
【オリジナル記念品】
株式継続保有期間10年を迎えた株主に1回のみ(100株で1点)
カゴメの株主優待は桐谷広人さんもおすすめしています。
桐谷さんといえば株主優待に超詳しい人ということで有名で、テレビや雑誌に出ています。
▼カゴメの優待について語っています
「4%の配当を出すよりも1%の配当と1%のいい優待を出した方が人気がでる」
とのことです。
まとめ
カゴメは株主優待狙いならおすすめ。
以下の株主へのアンケート結果を見てもわかりますが、優待に期待している人が84%で、株価の上昇に期待している人が28%しかいません。笑
▼アンケート結果
参照:https://www.kagome.co.jp/library/company/ir/fan/yutai/enquete/pdf/34.pdf
カゴメに対して株主優待に期待している人がかなり多いですね。
というか個人的には株価上昇に期待していない人が70%もいることに驚いています。笑
また、株主の57%が10年以上保有するつもりで購入しているとのアンケート結果もあります。
本気で長期保有したくなる、そんな優良銘柄ですね。
以上。