伊藤忠商事(8001)の株価を分析。
伊藤忠商事は三菱商事と同じく平均年収1,500万円のエリート集団です。
▼10秒で分かる伊藤忠商事株まとめ
・業績絶好調
・長期保有に向いている
・株価「1,700円」以下は買い時
・初心者におすすめの株(20万円ぐらいで買える、高配当)
伊藤忠商事(8001)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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伊藤忠商事の株価
株価:2,109
PER:6.4倍
PBR:1倍
配当金:85円
配当利回り:4.03%
2019/07/12のデータ
伊藤忠商事の株価は割安で配当も高い。
商社や銀行は全体的に低PERですね。
事業内容
総合商社大手。
繊維や食料、中国に強み。
▼伊藤忠は資源以外にも力を入れています
この世界は伊藤忠に牛耳られているんじゃないかと勘違いしますね。笑
上記もいろいろあるブランドの中のごく一部です。
事業セグメント
参照:https://www.itochu.co.jp/ja/ir/doc/annual_report/online2018/segment.html
金属と食料が主力。
三井物産はエネルギーが強みであるのに対し、伊藤忠は先程あげた日常生活に密着したブランドが強みです。
株式投資をするなら最低限その会社のメイン事業や強みぐらいは抑えておきたいですね。
伊藤忠商事の株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
伊藤忠商事の株価は安定して上昇を続けている。
2016年の世界同時株安のとき、三井物産や三菱商事が大きく下落(初の赤字転落)したのに対し伊藤忠はそこまで下落していません。
その後順調に株価は上昇しているあたり、素晴らしすぎます。
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1株あたり利益の推移
業績は好調。
2015年:189.10 円
2016年:152.10 円
2017年:223.7 円
2018年:257.9 円
2019年:324.1 円(過去最高)
2020年:335.6 円(会社予想)
こちらも2016年の世界同時株安のとき三菱商事、三井物産がまさかの赤字転落になったのに対し、伊藤忠はただの減益となっています。
三菱商事、三井物産にとって初の赤字です。
伊藤忠も減益になったものの、さらに次の年の2017年には過去最高利益を更新しています。笑
この高収益体質というところに企業努力を感じますね。
財務状況
自己資本比率:29.08%
有利子負債自己資本比率:101.6%
ROE:17.9%
EPS:324.07円
流動比率:131.92%
財務状況に問題なし。
株主から集めたお金をどれだけ有効活用しているか示すROEが17%あります。
三菱商事、三井物産がROE10%なので、かなり高いですね。
それだけ伊藤忠が優秀だということが分かります。
伊藤忠商事の配当金の推移
参照:https://www.itochu.co.jp/ja/ir/investor/return/index.html
配当性向は順調に高くなっている。
日本企業もアメリカ企業に遅れをとっていましたが、ここ数年ようやく傾向として配当性向(株主還元)を重視するようになってきました。
伊藤忠もその流れに乗って配当性向は徐々に高まっています。
素晴らしいですね。
まとめ
伊藤忠商事の株は配当が高く、長期保有にも向いている。
さすが一流商社とだけあって、実際実力も半端じゃないですね。
株価チャートを見ても実力が評価されてますし、2016年に減益になっているものの2017年には過去最高を更新というリカバリーも素晴らしいです。
2018年から2019年も純利益+20%と驚愕の伸び率です。
配当もいいので長期保有したいですね。
金額も20万ぐらいなので、初心者におすすめの株を聞かれたら伊藤忠と言っても良いぐらいバランスのとれた株です。
以上。
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