ホンダ(7267)の株価を分析していきたいと思います。
▼ホンダ(本田技研工業)株価まとめ
・ホンダの株価は割安ではなく適正
・ホンダの配当は3ヶ月に1回もらえる
・株価は「3,000円」前後で推移と予想
ホンダ(7267)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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ホンダの株価
株価:2,806.5
PER:8.11倍
PBR:0.60倍
配当金:112円
配当利回り:3.9%
2019/05/23のデータ
ホンダの配当金は高め。
日産、トヨタなど自動車株は高配当ですね。
ホンダの事業内容
4輪世界7位で北米が収益源。
2輪は世界1位。
バイクはホンダが世界1位です。
ちなみに、ホンダの配当金は3ヶ月に1回もらえます。
グローバルな視野で企業価値を向上させるためだそうです。
日本は「半年に1回」の配当が主流ですが、アメリカでは「3ヶ月に1回」の配当が主流です。
事業セグメント
四輪:71%
二輪:12%
金融:14%
その他:3%
収入源としてはやはり自動車が主力です。
海外比率は88%と高めになっています。
金融が14%を占めていますが、トヨタも金融をやっていますし、儲かるんですね。笑
ホンダの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
ホンダの株価は割安ではなく、適正価格。
チャートを見るとじわじわ下がってきて、ホンダの株価が割安に感じますが、利益もぼちぼちなので適正価格です。
また、他の自動車銘柄とPERを比較してもそこまで割安感はないです。
ホンダ:7倍
トヨタ:8倍
マツダ:9倍
日産:17倍
ホンダの経常利益の推移
利益はやや増益予想。
2016年:6,354 億円
2017年:1兆69 億円
2018年:1兆1,149 億円(過去最高)
2019年:9,793 億円
2020年:9,950 億円(会社予想)
2017年、2018年に1兆円を超えていることを考えるとそこはキープしてほしかったですね。
ホンダの財務状況
自己資本比率:40.49%
有利子負債自己資本比率:91.05%
ROE:7.5%
EPS:345.99円
流動比率:122.84%
財務状況は問題なし。
ビジネスとして「金融」もやっているので財務は大丈夫でしょう。笑
ホンダの株主優待
参照:https://www.honda.co.jp/investors/stock_bond/compliment.html
鈴鹿サーキット優待券や工場見学等。
優待は配当と同じく3ヶ月に1回権利月があります。
ホンダを優待狙いで買う人はそんなに多くないと思うので、詳しい説明は省略します。笑
▼優待について気になる方用に公式サイトのリンクを貼っておきます。
https://www.honda.co.jp/investors/stock_bond/compliment.html
まとめ
ホンダの株価は割安というよりは、適正価格。
1株あたり利益(EPS)が「590円」のときにホンダの株価は「4,000円」まで上昇しています。
2020年はEPSが「377円」の予想なので「3,000円」を前後して推移すると予想できます。
結局、良い決算を出してEPSが上昇しないことには株価の上昇も考えにくいですね。
4,000円の頃から見るとたしかにかなり割安に感じますが、しばらくは2,600円~3,400円で推移するでしょう。
自動車はかなり安定期に入ってきているので、セカンドライフなどで年金感覚で3ヶ月に1回配当がほしい方にはホンダはかなりいい銘柄ですね。
以上。