▼エーザイ(4523)株価まとめ
・高配当だが安易に買うのはおすすめしない
・業績は好調だが会社のIR次第で激しく株価が上下しやすい
▼2019/09/18:エーザイ200株買ってみました。笑
エーザイ(4523)株価情報
それではいろいろ指数などチェックしていきましょう。
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エーザイの株価
株価:5,312
PER:24.00倍
PBR:2.42倍
配当金:160円
配当利回り:3.01%
2019/09/18のデータ
事業内容
神経系、消化器系に強み。
エーザイは医薬品関連の中では業界第5位の売上規模となっています。
事業セグメント
医薬品:88%
その他:12%
▼海外売上比率
海外比率が半分でバランスが良いですね。
エーザイの株価の推移
▼10年チャート
▼1年チャート
エーザイの株価は下落中。
エーザイの10年チャートを見ると、なかなか他では見ない乱高下したチャートになっていることが分かるかと思います。笑
エーザイショックと呼ばれたりしますが、何回かエーザイの株価は急落しています。
ということでこれまでのエーザイの株価上昇、下落の歴史を調べました。
これを見ればエーザイに何が起こったのか、どういう状況なのか分かるかと思います。
さっき調べただけなので間違えている箇所もあるかもしれません。
(とはいえ調べている内に楽しくなってきて気づいたら1時間経っていましたが。笑)
エーザイの株価が下落する理由
【2018年7月】
エーザイと米バイオジェンがアルツハイマー病に対する新規モノクローナル抗体「BAN2401」のフェーズ2試験結果が好調と発表。
【2019年3月】
米バイオジェンと共同開発の最終段階にあったアルツハイマー病試験薬「アデュカヌマブ」の臨床試験を中止
エーザイといえば「アルツハイマーの新薬を開発している」ということで知られています。
エーザイを知る上で重要なキーワードが2つあり、それが「BAN2401」と「アデュカヌマブ」です。
「BAN2401」の試験結果が好調という発表後、これがエーザイの最大の買い材料となり2018年7月に上場来高値をつけました。
そして次に「アデュカヌマブ」ですが、こちらもアルツハイマー病の根本治療薬として、最も実用化に近く、非常に注目度の高い薬でした。
しかしながらこれの臨床実験を「有効性が証明できない」ということから中止しています。
この材料をうけてエーザイの株価はストップ安となっています。
そして似たようなメカニズムの「BAN2401」も有効性が証明できないのではないか?という思惑からエーザイの株価が下落しています。
今後、エーザイの株を買うのであれば「BAN2401」がどうなるのかは注目せざるをえませんね。
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経常利益の推移
業績は好調。
2016年:504 億円
2017年:576 億円
2018年:768 億円
2019年:894 億円
2020年:1045 億円(会社予想)
マザーズのバイオ株でもおなじみですが、薬の開発で株価が激しく上下することはよくあり、ノイズのようなものです。
企業業績を見ると順調に推移していることが分かります。
財務状況
自己資本比率:58.62%
有利子負債自己資本比率:22.11%
ROE:10.4%
ROA:5.98%
EPS:221.34円
流動比率:189.93%
財務状況は問題なし。
ROE、ROAともに平均よりは高く、安定感があります。
まとめ
エーザイの今後の材料には注目。
業績は順調なので、そこまで激しく動く必要はないと思っていますが、相場が答えなのでなんともいえないですね。笑
PERも落ち着いてきて、まぁようやく実力が評価されて来ているなと感じます。
ぶっちゃけ「高配当だから」と安易に買う銘柄ではないです。笑
引き続き企業IRには注目ですね。
僕は反発狙いで買いましたが、このまま下げるようなら損切りします。笑
以上。